建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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坪庭
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玄関を入ると正面窓の向こうに坪庭が広がります。
アプローチから玄関までは農作業倉庫への出入りや、車の旋回スペースのため庭の場所がほとんどとれません。
玄関のある南側は庭を造り落ち着いた場所というよりは、農作業の延長の場所として活動的な場所です。
そんな動きのある場所から玄関を入ると、正面にしっとりした静けさを感じる場所が待っています。

玄関での立ち話やベンチに腰掛けてのお茶飲みなど、坪庭を通して自然を感じられる場所になっています。

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玄関から靴を脱いで床に上がると、坪庭を上方から見ることができます。
北側のため、日陰に強い植物と石組みで構成されています。
家の中にいて外を感じられる場所があると生活の楽しみが増えてきます。

坪庭は玄関からだけではなく客間からは雪見障子を通して、食卓テーブルからは正方形の窓から植栽が見え、3方向らの楽しみ方ができます。

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昔使っていた石臼を使いました。
ビー玉は建て主さんが犬走コンクリート打設時に埋めた残りを使いました。
造園業者さんと建て主さんの遊び心が出ています。

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竹垣の向こうには以前の建物の防風林を兼ねた樹木がありました。
樹木をそのまま残し坪庭の景色としたことで遠方とのつながりが出来、遠くの山々まで含めた広がりが出てきます。

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アプローチ道路からの夕景外観です。
温もりのある明かりが出迎えてくれます。

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南正面からです。
玄関を入るとライトアップされた坪庭が待っています。

今日で「やまの家」の設計から完成後までのお話を終わりにさせていただきます。

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飾り棚
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居間とキッチンを仕切っている腰壁の居間側に収納棚を付けました。
本棚にも使用できるように雑誌や絵本が収納できる奥行きを確保し、高さは可動棚で調節するようにしました。
飾り棚には家族の思い出の品物や写真が並んでいます。

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キッチンカウンターには季節の花が生けられ、空間に潤いを与えています。
花瓶の下にはこけしが2人、生活を楽しんでいる様子が伝わります。

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テレビ台上に飾り棚がほしいと希望がありました。
居間の正面なのでいつも目に付くところです。
何を飾るのですかとお聞きしたところ「子供の作品を飾りたい」と言われ、「作られたものを全て並べるのではなく雰囲気に合うものを選んで飾ってください」とお願いしました。

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お子さんの作品です。
「有名アーティストの作品です」と言われれば、「やはりいいですね~」と答えるような作品が並んでいました。

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玄関下足棚上も飾り棚になっています。
スポットライトを当てるとギャラリーのような雰囲気になります。

家づくりの思い出
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基礎躯体工事が終わり建て方前に、濡れ縁下と犬走の土間コン打設日に合わせて、お子さんと記念の色ガラス埋めを行いました。
埋め込み作業当日の日付を入れてみました。

コンクリート打設は基礎工事の工程と生コン工場の営業日に行うことになるので、ご家族が合わせられれば埋め込みなどの作業ができます。

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犬走土間コン縁に色ガラスと小石を埋め込みました。
埋め込む材料やデザインは建て主さんの自由です。
工事着工頃に作業日を合わせられる方は、埋め込む材料集めをしていただき、デザインなども考えてもらっています。

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お子さんの足型を記念に。
家づくりの楽しい思い出がひとつ増えました。

家づくりの記念に
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室内木製建具の小窓にステンドグラスを入れました。
設計時から小窓には何か考えたいと施主支給のガラスを入れられるように設計しました。
木製建具を制作するのは設計終盤になるので、工事中に探してもらうことにしました。
ステンドグラスになったのは、以前竣工した燈の家の建て主さんと完成見学会以来仲良くなり、設計の相談等に乗ってもらっていました。
燈の家の建て主さんにステンドグラス作家の方を紹介していただきました。
お子さんにも工事に参加してもらいたいと、下絵製作は2人の子さんが担当することになりました。

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出来上がったステンドグラスを建具屋さんに持っていき、組み込まれた建具が現場に取り付けられた時はお子さんも大喜びでした。
室内に照明が灯るとステンドグラスの輝きが増し一層きれいに見えます。

登り棒
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居間吹き抜けの登り棒です。
居間畳ベンチの縁から2階火打ち梁を中間に小屋火打ち梁まで伸びています。
男の子のお子さんなので、室内で遊べる仕掛けがほしいと希望があり、居間吹き抜けに登り棒を提案しました。

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吹き抜け側から見たところです。
2階通路から火打ち梁に一度乗り、登り棒に手をかけて下がっていきます。
登るときは登り棒からいったん火打ち梁を利用し、上の登り棒につかまり火打ち梁に上がります。

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2階通路からです。
手摺を兼ねた本棚と柱の間を開け、ここから登り棒への出入りになります。
登り棒は単に上って下がるだけではなく、1階と2階をつなげるとお子さんお遊び方に幅が出来ます。

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竣工時の夜ですが、早速どこまで登れるか試していました。

登り棒はお子さんが小さいときは遊びの道具として、ご両親が高齢になった時には、畳コーナーから立ち上がる時に手摺代わりになります。