建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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居間
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食堂から居間方向です。
書斎コーナーと南掃出しサッシとの間から通路へ続き玄関へつながります。

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居間奥から南側です。
掃出しサッシにはプリーツカーテンが下がると、夜の暗さを写すガラスが照明の明るさを反射する面になり窓側が明るくなります。
カーテンを開けた時になるべく見えないようにサッシ枠上部に幕板を取り付けてあります。
ロールカーテンやプリーツカーテンなどは幕板内にあると、開放した時に本体が見えないので気になりません。
また、カーテン自体も埃が付きにくく汚れが少なくなります。

書斎端部の柱と袖壁は切り離してあります。柱の壁の間にスリットを設けたので軽快な感じになっています。
同じように左側棚前の磨き丸太も棚から独立しているので、居間と床の間風飾り棚との境が緩やかな感じになっています。

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書斎コーナー奥から南掃出しサッシと東のテレビ台方向です。
奥の棚を照らすスポットライトの光が壁に反射し、暗くなりがちな隅を明るくしているので広く感じます。

今日で「三重奏の家」の計画から竣工までを終わりにします。

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居間書斎コーナー
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居間西側には家族で使う2間の長さの書斎コーナーがあります。
右奥にキッチンがあり、お子さんが書斎コーナーで学習しているときなど、すぐに相談にのれる位置関係になっています。

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書斎コーナー机は2間長さの無垢厚板、ベンチは知り合いの木製建具工事店での製作です。
ベンチ上には本棚を作り付けにし、左上棚の一部にルームエアコンを取りつけました。
暖房は深夜電気蓄熱ストーブでまかなうので冷房用としてのエアコンです。
本棚は可動棚になっているので、暖房用として使用したいときは棚を可動させれば下向きに風が出るようになります。

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建て主さんから夜自宅で仕事をする時もあるので、書斎コーナーを希望されました。
書斎にこもって行うよりも、家族皆が使える書斎コーナーの方が使用頻度が高くなるので、居間の一角に長い机を計画しました。
3~4人並んで学習や作業もできますし、一人の場合は机の上に資料をたくさん開くことができます。
夜間の作業に備えて机の上や本棚が明るくなるように梁の側面に照明ボックスを設けました。
居間から食堂・厨房方向
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居間入り口付近から食堂方向です。
居間に入ると正面の飾り棚兼テレビ台から奥の食堂方向へ視線が移り、そのあとに居間吹き抜けを見上げ居間空間が2階へとつながっていることを感じます。

奥の食堂方向に視線を移すと東と北側に窓があり、居間南の窓から入った風がストレートに抜けるので風通しの良い場所になりそうです。
居間は食堂とは少し距離を取り、居間でくつろぐ時間を大切にしました。

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居間南から厨房方向です。
キッチンは対面式で奥に食器棚が見えます。天井が食器棚奥まで伸びているため、居間から見た時に奥行きを感じ広い空間となっています。
キッチンカウンター下に深夜電気蓄熱ストーブを入れました。
冬季暖房は家全体をこれ一台でまかないます。
寝室や母室は冷房用にエアコンを設置しているので、もう少し暖めたいときは補助暖房として使用します。

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夜は電球色の照明に照らされた室内が温かみを感じ、昼間の疲れを癒してくれます。
玄関から居間へ
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玄関から居間へ入ると正面にテレビ台と飾り棚が見えます。
棚の両脇は縦スリットの開き窓が入っています。
縦スリットの窓を壁近くに設置すると、外からの明かりが壁に反射し暗くなりがちな入隅が明るくなります。

縦スリットの開き窓は両方とも南方向が開閉し、夏の南風をなるべく取り込めるようにしています。
特に住宅が建ち並ぶ分譲地では家々の間を風が集まり通り抜けるため、風を感じやすくなっています。
また、縦スリットの窓は開閉していても幅が狭いので防犯上の心配もありません。

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居間東側です。
テレビ台と右脇の飾り棚は、床の間と違い棚を意識してデザインしました。
棚の前には磨き丸太を入れ床柱としています。

正面にはテレビが置かれますが、両脇と飾り棚には季節の花やお気に入りの小物など置ける場所になっています。
照明器具も花や置物を照らせるようにスポットライトを両脇に設置しました。

吹き抜け上部に開口部を設けました。
朝の明かりが奥まで差し込み、明るい室内を作ります。
日中は軒が出ているため直接日が入る事はありませんが、居間上部の吹き抜けを明るくしています。

食堂
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食堂はキッチンの東、窓側に食卓テーブルが置かれます。
キッチンより直ぐの距離にあるので、配膳や片付けに移動が少ないため家事が楽になります。

食事中はテレビを見ない生活なので、食堂位置は居間より奥の位置になりました。
テレビと食卓テーブルの位置は建て主さんの生活スタイルや考え方で大きく変わります。
スポーツ観戦をしながら食事やお酒を飲みたい方は、椅子の位置関係とテレビ方向に気を付けて計画します。
食事中はテレビを見ないご家族の場合は、テレビの位置に関係なくキッチンの隣に配置し作業性を優先したり、また少し奥まったところに配置し落ち着いて食事ができるように計画することもあります。

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食堂奥から居間方向です。
食器棚兼通路収納棚の側面にマグネット用の掲示板を作りました。
側面全てが掲示板になっているのは、側板に棚板や仕切り壁を留め付けるためビスをたくさん打つので、ビス穴隠しを兼ねて全面を掲示板としました。
掲示として見やすいのは腰から上で目の高さ位までですが、全面とすることにより白い壁のように見えます。

生活を始めると行事や勤務予定のカレンダーやお子さんの給食予定表やメモなど張る場所が必要になります。
場所が無く冷蔵庫の側面に、張っているのではあまり奇麗ではありません。
家族が目につきやすい場所、特にキッチンそばの所で居間からあまり見えない位置に掲示場所を計画します。

掲示の方法は画鋲で留める方式とマグネット方式に分かれます。
マグネットの場合、ホワイトボードが考えられますが特注で作成すると高価なものになります。
そこで、書き込みはできないですがマグネットだけに限定し屋根材に使用するカラーガルバリウム鋼板の白板を張る事にしました。