建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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完成予想模型と竣工後外観
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基本設計完了時の完成予想模型です。

基本設計は平面計画が決まり、外観や断面計画、外部や室内の仕上げ材や仕様なども決まった段階です。
建て主さんには基本設計模型で外観のイメージや室内の空間、外とのつながりなど確認していただきます。

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竣工後植栽工事が終わり、木々の中に建物が見えるようになりました。

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南東側の外観模型です。

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植栽があると視線が木々に集まり建物の開口部が見えにくくなります。
また、窓ガラスに反射した植栽や空が建物と道路との距離を感じさせてくれます。

これから木々の成長と共にご家族の思い出がたくさん増えていくと思います。

今回で「高床の家」の設計から竣工までを終わりにします。
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居間から庭方向
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居間の薪ストーブを挟んで西側開口部からの景色です。
2間幅の大きな開口部は片引き+FIXの木製サッシです。
片引きの可動部でも1間幅で2.3mの高さがあり、ペアガラスなので相当な重量ですが浮き上がる機構で軽く開け閉めが出来ます。
閉じると気密性が高くなり、外の音がほとんど入らなく静かな室内になります。

日中はプリーツスクリーンを上げ開放的な暮らしをしています。
室内からは外部が良く見えますが、外からはガラスに映る植栽や空が見え室内の様子はほとんど見えません。

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薪ストーブ東側開口部からの景色です。
東の開口部も1.5間幅の高さ2.3mなので相当大きい開口部ですが、西側の2間幅の開口部と比べると小さく感じます。
キッチンに立つとこちらの開口部からの景色が主に見えます。
南へ伸びる道路があるので遠方まで見渡せると共に空が広く感じます。
こちらも外部から室内は見えないので日中は手前の植栽と奥に広がる景色を楽しんで生活しています。

ポーチと玄関から庭
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ポーチを玄関ドア前まで進んでいくと植栽が段々と近づいてきます。
視線が植栽に向くことにより、デッキを囲む格子や寝室小窓の格子の存在が気にならなくなりました。

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玄関に入ると地窓から見える庭です。
ベンチに腰かけると植栽の間から遠方まで見えます。
立っている時は植栽の足元が見え、その上の木々はどのようになっているのか想像が膨らみます。
濡縁
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居間と子供室の南は長さ11m奥行き1.2mの濡れ縁が伸びています。
濡縁は室内と庭の中間的領域となり、外と内をつなげています。

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写真は11月の末、だんだんと太陽高度が低くなりこれから寒くなる時期です。
冬季は日差しが室内奥まで差し込み暖かい室内になります。
冬でも日差しがあると室内は暖房無しで快適な室温になり、夜間でも暖房を入れないで過ごす日もあるようです。

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高床の家は庭と室内の高さが約1.2mの差があるので、濡れ縁から庭へは階段を使います。
デッキの東端に階段を設け家庭菜園への行き来やごみの持ち出しに利用しています。
屋根下に入っているので、ほとんど濡れる事は無く傷みも少ないと思われます。

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庭が完成した4月末の頃です。
植栽の緑が道路と濡れ縁の間に入り、外部との視覚的距離が一層とれるようになりました。

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太陽高度が一番高い夏至に向けて日差しが室内に入らないように軒を出しています。
午前の早い時間は日が当たりませんが、午後になると濡れ縁までは日が差すようです。


小屋裏収納
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小屋裏収納へはクローゼット天井から収納梯子を降し上ります。
梯子位置は登りやすい場所であると共に、収納時の枠が目立たない場所に付けます。
梯子の伸びる長さと小屋裏に上っての場所が必要になりますので、比較的広い(長い)場所に付けなければなりません。
通路を兼ねたクローゼットが荷物の上げ下げも便利なのと、天井に収納している時目立たないためこの場所としました。

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小屋裏収納は幅は1間長さ6間で12畳の細長い収納になります。
収納量は壁の長さで決まってくるので、細長い部屋は同じ広さの四角い部屋よりも多く収納出来ます。
収納梯子開口の脇は寝室吹き抜けにつながっています。
反対側は開口部があり、寝室窓から入った風は小屋裏を通して抜けるようになっています。

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小屋裏収納奥から食堂吹き抜け方向です。
正面の開口は小屋裏にも室内の空気を回す開口と共に食堂吹き抜けの高い位置についた窓の清掃をするための出口として開けてあります。