建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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食堂から居間・デッキ
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食堂から居間・玄関方向を見ています。
食堂・厨房と居間とデッキのつながりがよく分かると思います。
ここからも三角に隅切した部分がつながりと広さを感じさせてくれます。
こちからか見ると、居間の掘りコタツ式テーブルと周りの畳の関係が分かります。
窓側床にガラリを設け床下から深夜電気蓄熱暖房の暖気が上がってくる仕組みです。掘りコタツ内も無双窓を設け暖かくなるようにしています。



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食卓テーブルからデッキを見た所です。
デッキの向こうは実家の庭になり、借景を楽しめます。
デッキ周りに生垣が出来、シンボルツリーが植えられると囲われた感じになりデッキ・居間・食堂と開放的な生活が楽しめます。
シンボルツリーには、ライトアップが用意され夕食時や団欒時に夜の庭が楽しめます。
また、デッキにはガラス屋根が掛けられ雨の日でも室内の延長として使用できます。

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基礎外断熱樹脂モルタル塗り
建て主さんが丁寧に防蟻接着剤を断熱材目地に塗り終えたので、左官屋さんが樹脂モルタル塗りに入りました。
樹脂モルタル塗り時期は、断熱材打ち込み型枠取り外し後塗る場合と、竣工間際に塗る場合があるようです。
石油系断熱材の場合は紫外線の劣化があるので、2~3ヶ月紫外線にさらしておくと表面が劣化し接着力が落ちてきます。
早めに塗る方が良いのですが、これからの工事で物がぶつかり割れが入ることもあり、工事中泥はねなどの汚れが付きます。
竣工間際に塗る場合見た目は綺麗ですが、樹脂モルタル接着力が落ちることや基礎埋め戻し後のため地面下5センチ位までしか塗れません。

汚れやひび割れ(基礎外断熱の場合やわらかい材料にモルタルを塗るのでひび割れが出ます)を気にするよりも基礎下までしっかりと樹脂モルタルで塗り込む先塗りを採用しています。

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居間からの眺め
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居間掘りコタツテーブルに座った時の眺めです。
居間とデッキ、その先は駐車スペース・道路を挟んで隣地となります。
デッキの前に車と隣地ブロック塀を隠す高さの木を植える事により道路からの視線を遮り、落ち着いた居間・デッキスペースを作ります。
また、植栽により居間から眺めた時に風景を切り取ることが出来ます。



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隣地の椿の大木です。
2~3月頃居間から眺められる景色です。

居間から食堂方向
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玄関から居間に入った所です。
居間の奥に厨房・食堂コーナーがあり居間と一体空間になっています。
居間と食堂のつながり部分を直角でなく斜めにすることにより広がりを感じさせます。
わずか0.125坪ですが、この部分が空間の広がりとつながり、明りと景色に大いに役立っています。



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居間は掘りコタツ式テーブルです。
テーブル板は建て主さんが直接購入した秋田杉一枚板です。
現場に納入された時は大きさと厚さ、重さに思い切って購入しましたねとびっくりしました。
年輪から江戸時代中期頃に生まれた木と思われます。長い年月を育った木と一緒に生活できる幸せを感じます。

玄関から居間へ
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玄関ホールから引き戸を開けたところです。
アプローチから玄関へと比較的狭い場所から一気に居間・食堂・厨房まで続いた広い空間となります。
暗めな玄関から明るい場所へ入るので余計に広く明るく感じます。
階段の下三段は床下蓄熱暖房の暖気の出口ように格子になっています。ここからの暖気が階段を上り2階を暖めます。
正面柱の奥は、熱帯魚水槽置き場になり、訪れた人の目を楽しませます。また夜間の水槽からもれる明かりが違った雰囲気を出してくれると思います。

設備外部配管
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外部設備配管が進んでいます。
塩ビ小径桝が出たから桝スペースがコンパクトになり配管の施工がしやすくなりました。
コンクリート桝に比べ配管接続部分のモルタル充填や底のモルタル施工が無くなり、工事も早くなりメンテナンスも楽になりました。

建て主さんと現場で外構工事の変更打合せを行いました。
外構工事は竣工間際に行いますが、建て方前に整地、砕石敷き込みまで行っておくと外構工事に入った時にあわてません。
また建物周りに砕石敷き込みが済んでいると工事中建物が汚れなくなります。

アプローチから玄関へ
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アプローチから曲がると玄関ドアになります。
玄関ドアは特別な要望のない限り木製建具を勧めます。
既製品のアルミサッシにない重量感・存在感がありますが、木製のやわらかさ暖かさが訪れた方の緊張感を和らげると共に室内への期待感を膨らませます。
玄関前は威圧的でなくかしこまらず「ほっと」する気持ちを持てるように心掛けています。

無垢に住まう家は、木材は全て国産材を使用するので、玄関ドアも国産杉材で作りました。
途中に入れたガラスは、ご家族で近くのハルナガラスへ行き手作り体験で作成したガラスを建具屋さんにはめ込んでもらいました。
玄関ドアを見る度に家族で作った思い出が心に残ると思います。

設備先行配管
今日から設備外部配管を行います。
大工さん手刻み加工のため基礎工事から建て方までに時間が掛かります。
その間に設備先行配管を行うと竣工間際にあわただしくなりません。

設備外部配管は、狭い北側に多く集まるので外壁が仕上がり外部足場取り外し後に行うと傷や汚れが付きやすくなります。
また、狭い所の作業のため丁寧な仕事が出来ません。
なるべく建て方前に外部設備配管を行いますが、設備機器位置、外部仕上がり高さなど設計時に決定する必要があります。

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アプローチ
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道路から駐車スペースを通りアプローチに向かう所です。
敷地が一段上がっているので、道路から玄関までの高さが1mほど高くなっています。
駐車スペースの勾配をとり20cm上げ残りの80センチを階段にするかスロープにするか悩みました。
玄関まで距離が取れるので、勾配や隣地との段差など検討しスロープにしました。

スロープ左デッキ側は視線の高さまでの植栽(生垣)を行い訪れる人から内部が見えないようにする予定です。

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スロープに埋め込んだのは建て主さんが見つけた照明器具です。
ソーラーパネルとLED照明の組み合わせで、夜間のアプローチを照らしてくれます。
スロープコンクリート打ちの時、照明器具用の穴を開けて後日埋め込みました。
また、建て主さん参加で器具周りにビー玉を埋め込み、当日のサインを入れました。

敷地環境から計画・・・外観
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計画を始めたときの敷地、東側はご主人の実家があり、手入れの行き届いた庭が豊かな景観を作っている。
南側は6m道路、その先はお寺さんがあり、建物が建つことはなく日当たりは良い。
西側は、鉄筋コンクリート3階建ての市所有の建物があり、2階からの視線が気になる。
北側は、2階建てアパートとなっており、視線が合わないように窓の高さを考える。敷地から受けたイメージと建て主の希望・要望を入れ計画に入った。

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実家とのつながりを一番に考え、行き来し易いように考えながらも、プライバシーの確保、距離感を保ちながら生活出来るように計画した。
南東から南にかけては大きな開口部で日当たりと風通しを考慮し、デッキを配置しデッキ回りを植栽で囲みこむことによりプライバシーの確保を考えた。
西は、役所建物があり日中は視線と音を遮るような開口部とし、夜間は無人になることから気にせず開放できる寝室や浴室を配置。北は通風を考え窓も高い位置とし、アパートと視線が合わないように計画した。

デッキを囲むように植栽され、植え込み内側にシンボルツリーが植えられると一段と映える外観になると共に道路からや訪れた人の視線を気にせず生活が出来るようになります。