建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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すまいる講座 賢い建て主になるための家づくり講座
県庁昭和庁舎で、オープンシステムに取り組んでいる県内設計事務所4社合同で家づくり講座を行いました。
今回の講座は、分離発注についてとオープンシステムで行う工事監理編を実際の施工例を元に現場での注意点を説明しました。
講座の最後は、私が講師を務め、簡単な立体図の書き方を説明し、設計者に家づくりの希望の伝え方の一つの方法として学んでいただきました。

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次回は、11月18日(日)県庁昭和庁舎11会議室にて「すまいる講座3」木の話とオープンシステム懇親会を行います。
すまいる講座1~3は来年予定しております。
途中からの参加でも十分理解できる内容になっていますので、都合の付く時にご参加下さい。

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建て入れ直し
建て方が終わり母屋が取り付いたので、建て入れ直し(やお越し・歪み直し)を行います。
建て方が終わったばかりの骨組みは、柱の通りや垂直がまちまちであるので、下げ振りや水準器を使い主要な柱の建て入れを見ます。
両方向垂直となった所で仮筋交いを打ち、ボルト締めや金物取付を行います。
この建て入れ直しを慎重に行わないと造作材取り付けに入ってから苦労します。
昨日建て入れを見て、再度確認のために行っています。

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室内に表しになる化粧部分の柱と梁の取り付き部分です。
柱の長ほぞが梁に差し込まれ込み栓が打たれています。金物を使用しない伝統工法の接合部です。

上棟式
雨のため建て方が延びていましたが、今日建て方を始め上棟式まで行いました。
伝統工法による組み方のため複雑な継ぎ手や長ほぞを柱に差し込むなど手間のかかる建て方ですが、一日で棟まで上がり手際のよさを感じます。
地組みで金輪継ぎをそのままクレーンで吊り上げ2階柱に落している所です。
2本が1本につながり長くなった材料が吊り上げられる光景は圧巻です。

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棟木が上がり上棟式の準備を行っています。
暗くなりましたが、ご主人と息子さんと棟木の所まで上り上棟式を行いました。

建て方見学会のお知らせ
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高崎市新町に工事中の「片流れの家」の建て方見学会のご案内です。
プレカット(工場機械加工)工法が全盛の中で、現在は珍しい伝統工法による建て方を見学できます。
住宅、ガレージを一枚の屋根で包み込むように伸びやかな空間をつくりました。
建て主が直接材料や職人の手間を支払う分離発注方式により建てられ、自ら工事に参加する事も出来ます。

当日は直接、建て主さんの話が聞けるかもしれません。
日時 9月22(土) 午前10:00~12:00
9月23(日) 午後 2:00~4:00 
天候により変更する場合もあります。
見学希望の方は、メールかTEL・FAXにてお申し込み下さい。
詳しい案内図お送りします。


気密パッキン・土台伏せ
土台伏せの前に土台下に気密パッキンを貼ります。
スポンジ状のパッキンがアンカーボルトで固定され圧縮されると、土台と基礎の隙間から床下空気が逃げないようになります。

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土台伏せを行っています。固めの刻みのため継ぎ手の加工を微調整しながら組んでいきます。
午後地組みを行い明日建て方に備えます。
建て方は1本1本クレーンで吊り上げその場で組みながら建て方を行う場合と、複雑な継ぎ手箇所の地組みを先行して行う場合があります。

土台伏せ準備
基礎外断熱・床下暖房のため、シロアリ対策として基礎と土台の間に防蟻シートを貼り付けます。
シロアリ対策として防蟻断熱材打ち込みと隙間には防蟻接着剤を打ち、基礎天場に防蟻シート貼りと現在出来る限りの対策を行いました。

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土台、柱、梁の一部が搬入され建て方準備に入りました。
土台伏せの墨出しを行い、土台にアンカーボルト位置を出しボルト穴を開けます。
土台伏せには、気密パッキンを基礎と土台の間に挟みこみ床下の暖気が逃げないようにします。

外部足場組立
外部足場に先立ち、連休中に建て主さんが足場下基礎周りにビニールシートを敷いて頂きました。
こうしておくと工事中のごみを清掃しやすくなり埋め戻しに木片などが混入する事が極端に少なくなります。
また、建物が汚れないことや職人さんの靴も汚れないので、建物内に泥が入る事が少なくなります。

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外部足場組立を行います。
私は、なるべく足場組立て時に模型をもって行き職人さんと打ち合わせします。
事前に図面は渡してあるのですが、何枚もの図面を見るよりも模型を見ると良くわかるようです。
今日の職人さんは、模型を持ってきてもらったのは初めてと感激していました。



木材手刻み加工
 木工事加工状況です。
手刻み加工による伝統工法のためすり合わせをしながら刻んでいます。
写真は家の中心、大黒柱になる通し柱に4方から梁が差し込まれる場所です。
仕口、継ぎ手の複雑な箇所は、加工後一旦仮組みをし、付きを見ながら微調整していきます。

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現場は、外部砕石敷き込みを行い、明日玄関・ポーチのコンクリート打ち予定です。
18日 外部足場 仮設電気引き込み
21日土台伏せ 22日・23日建て方予定です。

キッチンからの眺め
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キッチンから居間方向を見たところです。
正面にTV台を兼ねた収納があり、キッチンからも良く見える位置にテレビが置かれます。
この収納は、大工さんが無垢板で棚や仕切りをつくり、建具屋さんが扉を作りました。
エアコンや郵便受けが組み込まれています。窓の方を見ると実家の緑が目に入ってきます。


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キッチンから食堂・デッキ方面を見たところです。
デッキに向けて開放的な感じが分かります。
デッキ周りに目隠し用植栽が出来ると居間・食堂からデッキまで室内空間となり一日中開放的に暮らせます。

厨房から食堂・書斎コーナー
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厨房から食堂と書斎コナー方向を見たところです。
キッチンの反対側につくり付け食器棚が見えます。
上部は食器棚、中間棚はレンジや炊飯器置き場、下はワゴンを入れ用に開けてあります。
食器棚は建て主さんの生活の仕方、考え方などから配置、高さなど決めます。
設計時に厨房に窓を希望をされ、中間棚の奥に開口を設けました。
食器棚奥が明るくなっているのが分かると思いますが、既製品やシステムキッチンとセットの食器棚ではこのような自由な発想が出来ません。
調理機器はガスレンジを希望されました。ガスレンジの場合火気使用室となり、建築基準法の内装制限の対象になります。
厨房内の壁・天井を燃えにくい材料で作り50センチ以上の不燃下がり壁を設けると他の部屋は、木質系の内装仕上げが出来ます。
ガスレンジも建て主さんが直接購入しました。
当初は、予算の関係で普及品を考えていたのですが、工事の最後の方になり、予算に余裕が出てきたので(分離発注の場合、工事途中で不測の事態に備えるためリスク調整費を設けておき、この中で変更予算を出しました)高機能機種を選定されました。
普及品は着火に電池を使うのですが、高機能機種はコンセントが必要となりあわてましたが、幸いに将来IH用に予備コンセントを設けておいたので、コンセント口を取り替えるだけで済みました。