建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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完成見学会のお知らせ
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伊勢崎市にて工事中の「庭の家」が竣工となり、建て主さんのご好意により完成見学会を開催することになりました。

建物によりゆるやかに分節された数種の庭と室内とのつながりを感じさせる数奇屋風の住宅です。
「家庭」とは「家」と「庭」の二文字からなり、家と庭は切り離せない存在です。
庭を室内に取り込むことで、生活はより豊かになります。
室内は丸太梁の小屋組みを現した開放的な空間で、小屋裏には隠れ家的書斎があります。
また、当日は直接建て主さんの体験談を聞くことができます。

見学希望の方は、電話かFAX(0279-23-2796)またはメールで予約をお願いします。
詳しい案内図を送ります。
開催時間は
1/31(土)午後1時30~4時まで
2/1(日)午前10時~12時まで。

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空見障子
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居間の障子は引き込みで全開放できますが、日中外部からの視線を避けたい時に(レースカーテンのような使い方)雪見障子の反対に上部を摺り下げて開放にします。
そうすると空が見え開放的になり外の雰囲気などもわかります。
外から室内は天井が見えるだけで室内の気配はわかりません。

キッチン
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キッチンは3mの長いシステムキッチン脇に作業台兼収納を付けましたので、3.6mの長さになっています。
左側には奥に食器棚、作業台、冷蔵庫置き場となり手前に書斎コーナーを設けました。

玄関 坪庭
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玄関は和紙ガラス入りの格子戸です。

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片引きの格子戸を空けると正面に坪庭スペースが見えます。

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玄関に入ると正面に大きなガラスがありその先に坪庭が出来る予定です。

この坪庭は、和紙、浴室、トイレからも良く眺めれれます。

完了検査
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群馬県建設技術センターの検査員の方が来て、建築基準法完了検査の現場審査を受けました。
特に問題なく合格です。
書類検査と写真検査の後外部、内部を見て周り確認申請時の図面と変更が無いかどうか確認し、基準法上の現場審査を行いました。
審査後、「最近はどこに審査に行っても同じような家ばかりだが、こういう家はいいですね」と木材の事や塗り壁材の事など聞かれました。

私は、素材の持つ質感をなるべくそのままに現し、職人さんの仕事が見えるような設計を心がけて家づくりを行っています。
そんな家づくりは検査員の方が言っておられたように珍しい方に入っているようです。
供給する側からでの家づくりではなく、住む人の立場になって普通に丁寧に家づくりを行うと珍しくなるのは変に感じます。

引渡し検査 取り扱い説明
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建て主さんと施工の中野建業さんと一緒に竣工引渡し検査を行いました。
最後に引渡し書類、鍵の引渡しを行い竣工となりました。

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検査の後に各器具の取り扱い説明を行いました。
一度に何種類かの取り扱い説明を受けるので忘れてしまうと思いますが、一度聞いておくと説明書を見ながらでも操作が楽に行えます。

計画案
計画に入る前に敷地と敷地周辺環境の模型を作ります。
隣地に建物がある場合はなるべく同じ形に、空き地の場合はこれから建築されるであろう大きさを想定したボリューム模型を作ります。
それを遠くから眺めたり、逆に敷地から見える風景を思い浮かべたりしながら計画案を練っていきます。

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計画案A ガレージを平屋に住まいを2階建てに納めた案。

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計画案B 東に向かって片流れ案、屋根をガレージ部分と住宅部分で切り離し2段とした案。

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計画案C 東に向かって1枚の大屋根で住宅部分からガレージまで覆う案。


いずれの案も自販機側から見たところです。住宅部分は塀で囲み室内が見渡せないようになっているので、開放的な生活ができるような提案をしています。

敷地から計画案へ
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初めて敷地を訪れた時の計画地の写真です。
6軒分の分譲地の南2軒の内西側の敷地です。
南道路は通学路にもなっており大勢の児童が歩きます。
また道幅6mの市道ですが、奥に住宅地があり車もよく通ります。
西は駐車場になっており、開放的な環境となっています。

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敷地から南道路、南東方向を見たところです。
自販機がたくさん並べてあり、車を止めて利用する人も多く見られました。
自販機を利用し車に乗り込む時の視線が、今回計画地に集まりそうに感じました。

前面道路からの視線、自販機方向からの視線をどう遮るか、また駐車場との区画をどうするかが今回の計画の重点となりそうです。




竣工前工事
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工事も終盤に入り清掃クリーニングが午前中に終わりました。
今日から建て主さんが床に蜜蝋ワックス塗りを行います。
初めてのワックス塗りは、姪にあたる近くに住む「広縁の家」の建て主さん親子が応援に駆けつけてくれました。
竣工後も時々蜜蝋ワックスを塗っているそうなので、塗り方のコツを教えてもらいながら今週と来週で塗り上げます。

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建具屋さんが木製建具の最後の調整に入りました。

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トイレのリモコンやペーパー受けを建て主さんと相談しながら取付ました。

住宅瑕疵担保責任保険講習
昨日は東京にて午後1時から6時まで分離発注における住宅瑕疵担保責任保険の講習を受けてきました。
今年10月以降引渡し物件は全て住宅瑕疵担保履行法により保険への加入か保証金の供託が必要となりました。
保証金の供託は年間かなりの物件を手がけているハウスメーカー・大手ビルダーなどが対象で、ほとんどの物件が保険への加入となります。
分離発注も保険への加入が必要となり手続き等の説明を受けました。

また、指定保険会社の現場審査検査員の資格講習を受け、現場審査の方法や報告書作成について講習を受けました。
内容は、現在分離発注(オープンシステム)で行っている検査報告のほんの一部の検査内容を報告するようです。
住宅瑕疵担保履行法は構造耐力上主要な部分と雨水の侵入だけ対して保証する内容で、その部分だけの検査で現場検査は2回のみ、その他の構造耐力上主要な部分と雨水の侵入に関する工程は施工業者の報告を受けるという事で、ほとんどが施工業者の申請をそのまま報告する内容です。
住宅瑕疵担保履行法により建て主さんが全て守られるような錯覚を受けますが、業者の倒産によって諦めざるを得なかった瑕疵のほんの一部が保険により守られる内容です。
建て主さんから直接依頼を受けた設計監理の方がよほど重要だという事を再認識しました。

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