建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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居間食堂
玄関から居間空間へ入ると、18畳の広さのLDKになります。
厨房天井は平らに張り、食堂から居間は屋根勾配と同じ天井が2階まで続く吹抜けとなっています。
また、和室の隣にある和室と天井はつながり、同じ吹き抜け空間となっているので、18畳の広さのイメージよりも広く感じます。
広さを感じるのは吹抜けだけではなく、部屋同士がつながっているようにすると、壁で仕切られた空間より余計に広く感じます。
つながりは空間だけではなく、仕上げ材を同じにした方がつながりが強調され広さを感じます。

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居間から食堂、厨房方向はテレビの位置からの写真です。
日常は食卓テーブルの椅子に腰かけくつろぐか、食堂とテレビの間の板の間に大きなクッションを置いてくつろぐことが多いようです。
また、居間と名称を付けた板の間は家族のくつろぐ所でもあり、お子さんの遊ぶ場所でもあり、時にはひなたっぼこの場所でもありと、居間というイメージの用途を限定しない方が楽しく生活が出来そうな気がします。

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竣工時の夜です。
温もりのある明かりが室内を照らし、ゆったりできる時を過ごせそうです。

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玄関2
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玄関を振り返った所です。
左側にベンチ兼飾り棚、右側に姿見が見えます。
上り框に縦手摺が取りついています。靴の脱ぎ履きにちょっと掴まれる物があると便利です。
これに掴まって下さいというような手摺が主張しているという感じではなく、下足棚の柱に添えてさりげない手摺としています。
手摺として使いやすい場所でしっかり握れるようにし、その上でさりげなく空間になじませるような取付方法に悩むところです。

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玄関土間にはベンチ兼飾り棚があります。
棚は建て主さんが購入したタモの無垢板です。
居間のテレビ台と玄関ベンチを無垢板にすることが設計中に決まり、木工事が始まる頃に建て主さんに銘木店に行ってもらいました。
当初は別々に2枚探していたのですが、ちょうど良いのもが無くどれに決めるか迷っていたところ、長さが4.2mのタモ板が見つかったそうです。
建て主さんから長い板を2つに切って使えないかと連絡がありました。
通常広葉樹の長板材は高価になりますが、2枚購入するのと同じくらいかすこしのUPで納まるようです。
銘木屋さんのHPにもアップされていて見たところ、ワレも無く木目も通り良さそうな材だったので購入してもらうことにしました。

無垢板は同じ材料はなく、いつもコンスタントに探している寸法や候補の材種の板がある訳ではありません。
訪れた時に、探していた板にちょうどめぐり合うこともあります。
また、2枚探している時はなかなか見つからず、考え方を変えてめぐり合うこともあります。
カウンターなどに使う幅広の無垢材は、予算を考えなければ全国から探すことはできます。
しかし通常は予算のこともあり、近くの銘木を扱っている材木屋さんに直接行って、探しているものに近い板があれば良いめぐりあいだと思います。

飾り棚は外から2方向FIXの窓を通して見えます。
これは、建て主さんが玄関先に外から見えるような飾り棚が欲しいとの希望からです。
家を地域の環境に少し開いて地域とのコミュニケーションを考えたいと言う事からです。
飾り棚は昼間も見えますが、夜間はスポットライトに照らされいっそう良く見えると共に、玄関の明かりが外に漏れ地域を照らすようになります。

飾り棚はベンチにもなります。
靴の脱ぎ履き、特にブーツの時は重宝しているようです。

木工事:サッシ枠入 外部見切り 屋根工事:笠木・雨押え 
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木工事室内は造作材の加工が終わり現場に搬入されました。
造作材は全て既製品を使うのではなく、板材を一旦大工さんの加工場に入れて、削りと壁シャクリ加工をしてから現場に搬入されます。
現場では取付場所に合わせて切断・組み立て後取り付けられます。
サッシ枠の取り付けが始まりました。

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桧厚床板は脱衣を除き張りあがりました。
張りあがった部屋から養生ボードを敷くので、床板の全体が見られるのは竣工間際になります。

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外部木工事は外壁板張前の見切り取り付けが進んでいます。
見切り材がすべて取り付くと板張が始まります。

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屋根板金工事は棟換気笠木が取りつきました。下屋回り雨押さえ取付を行っています。

木工事は外部板張と並行して1階の天井板張に進みます。

玄関
玄関ドアを開けたところです。
右側にベンチ兼飾り棚と下足入れが並んでいます。
下足入れは幅1.4m高さ2m奥行きは45㎝引違戸の収納です。
天井は作らず吹抜けに開放になっています。下足の部分を壁で仕切ったり天井を付けると湿気がこもりやすくなるため、換気のために天井を作りません。

下足入れの中には分電盤と深夜電気蓄熱暖房のコントローラーが入っています。
下足入れは単に靴を入れる用途だけではなく、普段見せたくない物の収納にしたり、遊び道具の収納場所、玄関先の小物収納にも役に立ちます。

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左側は全身を見るための姿見と居間への引き戸があります。
靴を履いてから全身を見たいと希望がある場合は、玄関土間部分に壁があると付けやすくなります。
陽ごこちの家の場合、居間への片引き戸の引き込み部分が壁となるので、一面に鏡を付け姿見としました。
玄関を入ると大きな鏡に映り込んだ室内が広さを感じさせてくれます。

玄関正面は絵やタペストリーなどを飾れるように一面の壁としました。
重いもの吊り下げても良いように梁下にピクチャーレールを入れてあります。
また、玄関照明をスポットライトとし飾り物に明かりを当てられるようにしてあります。






ポーチ
ポーチは1間幅で1.5間の長さプラス軒の出が1.2mあるので軒先から玄関まで3.9mは屋根下になります。
ポーチが長いと色々な利点があります。屋根が大きく架かっているので玄関先が雨に濡れず、雨の日の身支度が楽に出来る事や、雨の日の訪問者が傘をたたんだ状態で玄関先で待つことが出来ます。

また、長さがあるとスロープで玄関先まで行けるようになります。
基礎の高さが昔より高くなっているので外部地面より床の高さが約60センチ程度上がった設計が多くなっています。
60㎝の高さをどこで解消するかは設計中いつも悩むところです。
玄関内で土間と床の高さを取り敷台を2段付けて上りやすくする方法と、ポーチで高さを上げ玄関内では1段にする方法があります。
ポーチが長く取れる場合、スロープで高さを上げ玄関内は一段とすることが多いです。

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玄関までのスロープの仕上げは那智黒豆砂利洗い出し仕上げです。
建て主さんの希望で玄関からポーチまで同じ仕上げとしました。
当初設計はコンクリート刷毛引きで始まりましたが、工事終盤で予算に余裕が見え始めたので左官追加工事で洗い出し仕上げになりました。
洗い出し仕上げは、モルタルに小さい石を混ぜて練ります。
石の種類と大きさも何種類かあるので、事前に仕上がり具合を確認しておきます。
豆砂利の混ざったモルタルを塗り平らに均します。
水の引き具合を見て(硬化具合を見て)表面のモルタルを洗い流し豆砂利を出します。
その後モルタルを良く拭き取り乾燥すると仕上がりになります。

職人さんがその場その場で洗い出すので、表面に石の出る量や一つの一つの石の面積が異なり、洗い出し方によって全体の表情が異なります。
どのくらい豆砂利を洗い出すのか事前に打合せしておくと、当初のイメージと大きく異なった仕上がりにはならないと思います。
また、最初はモルタルを洗った残りが少し石に付着して石の出が少ないかなと思っても、歩いたり掃除をしているうちに石が良く出てきます。良く通る場所は石の艶も出てきます。

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玄関ドア前です。
ドアの脇はペアガラスのFIX窓が2方向に入っています。
建て主さんからの希望の一つに、周囲に少し解放されている部分も作りたいとありました。
玄関先は訪れた方ばかりではなく、道行く人にも楽しんでもらいたいとショーウインドウのような場所としました。

人造大理石 キッチン・洗面カウンター 工場打合せ
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今日は大工さん工事の終盤に取り付けるキッチンカウンターと洗面カウンターの製作工場打合せに行ってきました。
ちょうど打合せ日に建て主さんの休日が一致したので、建て主さんにも工場見学を兼ねて参加していただきました。

キッチンは天板と流しを人造大理石で作成し、現場で大工さんが架台を作ります。
収納を兼ねた架台から作るオーダーキッチンは、専門のオーダーキッチン家具を製作する会社に依頼しなければできませんが、価格もそれなりに高価になります。
特殊な形や使い方、建築と一体になったキッチンなどはシステムキッチンでは対応が出来ません。
建て主さんの希望にもよりますが、オーダーキッチンとなった場合天板と流しを人造大理石かステンレスでオーダーし、架台と取り付けは大工さんで行うと手の届く範囲の予算で出来ます。
ただし、収納は大工工事では難しいので(収納等は家具工事の範疇になります)、出来てから建て主さんがワゴン等で対応しています。

オーダーで作ると色々なことが決められます。
キッチンの長さ、幅、高さや流し・コンロ位置等大きさや寸法に関すること、天板や流しの種類なども決める事が出来ます。

軒の家キッチンは天板・流し一体型の人造大理石で作ります。
人造大理石は品質・評判の(価格も)高いディッポン・コーリアンを使用します。
オーダーですから細部にわたり、流しごみ受けかごの種類からカウンター面の種類と寸法まで打合せが出来ました。

7月末に現場搬入予定です。


内部漆喰練 外部設備配管 濡れ縁木工事
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内部は左官工事、漆喰塗が進んでいます。
漆喰塗は来週前半で終わり、床タイル下地に入ります。

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外部は町で行う浄化槽工事が進んだので、浄化槽位置に合わせて外部設備配管工事に入っています。

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木工事は終盤に入り、濡れ縁板張、物干し掛けなどの取付を行っています。

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外部足場が取り外され、自然の緑をバックに外観が良く映えます。

7/1~ポーチ・勝手口土間コンクリート準備
7/2キッチン組立となります。


立上りコンクリート打設
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前日にアンカー検査を行いましたので、
本日は立上りコンクリートの打設を行いました。
役割を分担しスムーズにコンクリートを打設していきます。

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レーザーレベルで高さレベルを確認しながら打設していきます。

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高さを調整したコンクリート上端をコテで均していきます。
硬化後は天端レベラーを流し上端面を調整します。

型枠解体は来週水曜日予定です。

1階桧床板張
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1階は厚さ25ミリ桧床板張が進んでいます。
深夜電気蓄熱式床下暖房を採用しているので、床板は根太に直接留め付けます。
床板張は今週末までの予定です。

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床板張と並行して和室入り口敷居入れを行っています。

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電気工事は木工事と並行して床下配線、壁立ち上がり配線を行っています。

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屋根は平部分がほぼ葺きあがり、雨押えや水切りなどの役物取付を行っています。

来週は外壁板張に進む予定です。


アンカーボルト・型枠検査
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基礎立ち上がり型枠検査とアンカーボルト検査を行いました。
アンカーボルトはコンクリート打設前に型枠に固定する事を指示しています。

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アンカーボルト埋め込み深さの確認です。
アンカーボルト検査と一緒に鉄筋のかぶり寸法検査を行います。
ベースコンクリート打設前の配筋検査も大事ですが、型枠が入ってからの鉄筋のかぶり寸法(型枠からの離れ寸法)の検査も大事です。

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ホールダウンアンカーボルトの確認です。
径と長さ及び固定位置や埋め込み深さを確認します。

明日、朝よりコンクリート打設になります。