建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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樋工事 木製建具
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外壁そとん壁が一部残しで塗れたので、外部足場取り外し前の工事が始まりました。
木工事は残しておいたベランダ手摺の外壁側3尺部分の工事です。
部材加工や先塗塗装は済ませてあるので、現場に合わせて取付です。
ベランダ手摺はそとん壁塗り前に取り付けてしまうと、塗り壁掻き落とし仕上げが綺麗に出来なくなるため、大工さんに3尺分残してもらいました。
そとん壁仕上げから足場解体までの短い期間に合わせて現場に来てもらうように、事前に打合せを行い予定を組んでもらいました。




木製建具工事は大型障子の建込みです。
一人では移動できないのと天井一杯の高さの障子のため、方向を変える時も2人係で作業をしなければなりません。
今日はその他の障子や収納扉取付を行います。

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屋根板金工事の縦樋取付です。
縦樋取付も外壁仕上げから足場取り外しまでの短期間に行います。
縦樋位置や地盤面高さの打合せを行いました。

4/2外部足場取り外しとなります。


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外壁そとん壁 木製建具建込み

動画です。
木製建具建込み 網戸取付 そとん壁掻き落とし仕上げ


木製建具建込みが始まりました。
木工事の終盤に建具採寸を行い、加工場にて建具材料を集め木取りに入ります。木取った部材を建具箇所に合わせて加工組み立てを行い現場搬入になります。
現場では取付場所に合わせて微調整をしたり金物取付を行い建て込みます。
建具が取り付くと一段と室内が仕上がった感じになります。

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キマド開口部に網戸取付です。
キマドは専用の網戸の設定が無いため網戸は別付けです。
木製建具に入れる合わせガラスを注文したサッシ業者さんに網戸取付をお願いしました。
ロールカーテンのようにひもで開け閉めするタイプの網戸を取り付けます。
普段はボックスの中に入っているので、劣化や汚れも少なそうです。

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そとん壁仕上げは西面と北面の大壁に入りました。
下塗りのそとん壁に着色された仕上げ塗用のそとん壁を塗っていきます。

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朝一番に塗った壁の水引具合を見て掻き落とし作業が始まりました。
掻き落とされた表面はそとん壁特有の柔らかな表情になります。

3/31、外壁が仕上がるので、太陽光発電の引き込み工事、縦樋取付、ベランダ木工事を行います。
4/2、外部足場取り外しになります。


そとん壁施工の動画です。
クローゼット
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居間から脱衣までの通路を兼ねたクローゼットです。
奥に進むと脱衣室になります。また、寝室からも直接クローゼット、脱衣室に通じています。
広さは5畳分、片側にはステンパイプを2段に通しハンガー用洋服掛け、反対にはたたんで収納するように棚が設けられています。

手前の棚は下側だけで上部は壁になっています。これは子供室側から使用する収納棚になっています。
中間の棚の無い所は、子供室床下の収納入口になっています。
収納や棚はどのようになっているかは、子供室になった時にお話しします。

寝室や子供室には洋服入が無く、家族全員のクローゼットになっています。
洗面コーナーは居間の隅にあるので、クローゼットから先、脱衣や浴室にはよほど親しい人しか入りません。
通路を兼ねたオープンなクローゼットは、洋服が一目ででわかり取り出しやすく、また整理しやすくなります。
箪笥の奥に眠ったままの状態になっていたというようなこともありません。
オープンな棚は常に整理しておく習慣も付きます。

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脱衣室側から洗面コーナー方向を見たところです。
間取りを作るのに部屋と部屋のつなぎや、水回りの各室へのつなぎにどうしても通路部分が出ます。
通路部分を単に通過するためだけの場所とすると廊下になってしまいますが、他の用途を加えると部屋の一部が通路を兼ねている事になります。
クローゼットなどの収納や洗面コーナーを兼ねると、単なる通路だけの場所が無くなり、同じ床面積ならば常時使える場所が増え広い家になります。



洗面コーナー


洗面コーナーは居間からクローゼット入り口とトイレ入り口前にあります。
洗面化粧台をどこに配置するかは建て主さんの考え方や生活の仕方で、脱衣室に配置する場合と居間から水回りへの通路に配置する場合があります。
脱衣室に配置しないで居間の隅か通路に配置する場合、いつも整頓しておく必要がありますが、お友達のお子さんが手を洗いたい時など、プライベート色の濃い脱衣室に入らないで使う事が出来ます。
また、家族内でも誰かが浴室を利用している時、手洗いや歯磨きや化粧など気兼ねせず出来ます。

洗面化粧台は建て主さんからの希望の多い病院用流しを木製カウンターに組み込みました。
正面に鏡、上には横長の明かりとり窓、両脇に棚を設け化粧品棚としています。

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両脇の棚は歯磨きや髭剃り用品、ドライヤー置き場や化粧品棚用ですが、お子さんが小さい時は置く物が少ないため片側は飾り棚として使っています。
家族の思い出の小物やお子さんが作った作品などが、さり気なく並べられていると気持ちが楽しくなります。
厨房


厨房は4.5畳の広さがあります。
厨房奥、正面の引き戸を開けると3畳の食品庫につながります。
食品庫は室内の熱が伝わりにくいように、仕切り壁に断熱材を入れてあるので、厨房までは薪ストーブの暖かさに包まれますが、食品庫に入ると涼しくなります。
ここは外気のマイナスになるほどではなく、室内の暖房の暖かさが届くわけでもないため、土物の野菜やコメのストック場所になります。
食品庫から勝手口を出ると、北側下屋の屋根の下になります。
軒下はごみの一時ストック場所になっています。

厨房は居間畳コーナーの北側にあり暗いのではないかと、建て主さんが心配していましたが、写真右上の東に面している窓から朝日が厨房まで差し込み、思っていた以上に明るい厨房になっています。

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対面式のシステムキッチンの反対側は、1間の長さの食器棚になります。
下は分別用のごみ箱置き場と、建て主さんによってはワゴンを入れています。
中間はレンジや炊飯器などの調理家電置き場、上部の引違い戸の中が食器収納になります。

食器棚から続いて居間方向に、2畳の広さの書斎コーナーがあります。
L型の机と上部に本棚、中間の茶色に見える所は建て主さんご家族で張った掲示用コルクボードになっています。
ここは家事の合間に調べものをしたり、書き物をしたり出来る場所です。

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中間の家電棚には炊飯器が置かれます。
食器棚と奥行きが同じため、ご飯を盛り付ける時に食器棚が邪魔になります。
そこで、炊飯器置台を手前にスライドできるようにしました。

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スライド棚を引き出した所です。
スライドレールを使用しているため、引き出しても棚が下がるようなことはありません。




擁壁工事
今月中旬から工事が始まった「やまの家」新築工事の工事状況をお伝えします。



やまの家は既存住宅を取り壊し建て替え工事になります。
建築基準法上は、同用途・同構造・同規模の場合改築となりますが、既存住宅より床面積が小さくなるため新築となります。
小さくなると言っても、2世帯住宅のため60坪近い住宅になります。

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基礎工事前に敷地の勾配解消に擁壁工事を行います。
今日は擁壁の位置、設計GLの高さ確認を行いました。
今週は擁壁工事と設備工事になります。
3/28 立ち上がりコンクリート打設予定です。

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現場からの帰りは景色の良い場所が続きます。
思わず車を止めてカメラを構えました。
遠くには写真に納まりきれないほど雪山が連なり、パノラマ風景が広がります。
そとん壁仕上げ 室内床養生撤去


室内は先週末床養生が撤去されました。
桧床が張り終わってから、工事期間中床養生下に隠れていた桧板が姿を見せました。
仕上げクリーニング業者を入れていないので、建て主さんが清掃を行っています。

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外壁そとん壁仕上げ塗が始まりました。
そとん壁は樹脂系接着剤が入っていない天然材料のため水の引き具合が遅く、気温が低くなると凍結や色が出にくくなり仕上げ表情が綺麗にいきません。
昨年12月初めに仕上げ塗施工予定でしたが、気温が低い予想だったので春先の温かくなるまで延期することになりました。
今週から急激に暖かくなる予報が出たので、今日から仕上げに入りました。

昨年塗ったそとん壁下塗りに着色された上塗材を水で練って指定厚さに塗ります。
その後、水の引き具合具合を見て、生け花で使用するケンザンのような道具で表面を掻き落とします。
掻き落とすと一旦塗った材料の表面がばらばらと落ちてきます。
掻き落とされた壁表情は、何とも言えない柔らかさに感じられます。

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掻き落とされた表面をブラシでそっとこすり、残っている材料を落として仕上がりになります。

3/26(水)に残った壁の仕上げ塗を行います。
3/27頃から内部木製建具建込みになります。
3/28は網戸・鏡取付になります。

薪ストーブ2
薪ストーブを暖房器具として選定される方は、皆さん体験会や薪ストーブを入れている知人宅を訪れ研究されています。
機種は建て主さんの好みと生活の仕方、薪ストーブに対する考え方によって異なっています。

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薪ストーブの家の建て主さんは、ダッチウエストの代表であるフェデラルコンベクションヒーターを採用しました。
このメーカーは3つ燃焼が特徴なようです。
少ない薪で長時間燃焼が出来、煙やにおいの少ないクリーンな排気となるようです。

薪ストーブはただ単に暖房器具としてではなく、調理したり、沸かした湯でコーヒーを入れたりと、火をつける事から始まるゆったりした生活を送る事が出来ます。
また、薪ストーブ本体と共に色々なアクセサリーを選ぶ楽しみも出てきます。

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薪ストーブ裏の十和田石カウンターは小物を飾れる棚となっています。
薪ストーブ側は家族やお友達の視線が集まる所です。
建て主さんの好みの小物やご家族の思い出の品物など飾られ、生活を楽しんでいます。



薪ストーブ
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薪ストーブ設置場所の床は不燃ボードの上に30センチ角タイル張です。板の間床と段差を付けないように床下地を下げているので、段につまずくこともなく広く使えます。
タイル部分の広さは奥行き1.2m幅2.4mあり、薪ストーブ周りの床としては広い方だと思います。
薪ストーブを設置する部屋が広く取れれば、薪ストーブ周りのタイルなどの不燃仕上げを広くすると、その日に使う薪やストーブアクセサリー置き場、灰の掃除などに便利です。

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薪ストーブ裏の腰壁はコンクリートブロック下地に十和田石張としました。
木造躯体とブロック積みの間には隙間を空けて空気が回るようになっています。
薪ストーブの家は基礎断熱方式で床下まで室内と同じ空間となっているので、床下の空気が暖められた腰壁の裏を通り天板下のスリットから出るようになります。
床下から空気が上がるとその他の所から床下に入る空気口が必要です。緩やかに循環するための出入り口が掃出し窓近くのガラリや壁スリット、畳コーナーの無双窓になっています。



薪ストーブは暖房として冬は無くてはならない存在ですが、暖房を必要としない時期は大きな置物になってしまいます。
春から秋までの3シーズン、空間の邪魔にならないように部屋のデザインとして薪ストーブの配置や廻りの仕上げに気を使っています。