建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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ダイニングテーブル ペンダント照明
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ダイニングテーブル照明はルイスポールセンのPH5としました。
PH5は1958年発売から半世紀以上世界中で愛用されているペンダント照明です。

日本にも照明器具メーカーはいくつかありますが、毎年か2年毎に新しいカタログが出ます。
設計時に選択した照明器具が工事の年には廃番になってなっていることが良くあります。
また、電球から蛍光灯、現在はLEDと光源がかわり、採用することが多かった質感も良くシンプルでデザインの良い器具が姿を消すことがあります。
日本のメーカーにも定番品の照明器具が多く残る事を期待します。

夜、ダイニングテーブル上の照明だけ点灯させ、ほの暗い室内の中でテーブル上だけが明るく浮かび上がると、自然と視線と気持ちがそこに向います。
夕食時や夕食後の語らいの時に雰囲気の良い落ち着いた空間が生まれます。

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ペンダント照明の電源はつなぎ梁下に埋め込まれた配線ダクトからです。
配線ダクトは照明器具を移動したり、増減したりするには便利です。
ペンダント照明を下げる場合、テーブルの中心に下げます。
テーブルが配線ダクト方向で中心に配置出来れば良いのですが、吹抜けの梁下に付ける場合、必ずしも中心が一致するとは限りません。
天井が有れば照明器具を下げたい位置に取り付けることが出来ますが、吹抜けの場合天井からコードを長くして吊下げるか、ペンダント照明器具吊り下げ用の部材を考えるしかありません。

アンサンブルの家の場合、テレビを設置しないため視線の方向性が自由なため、テーブル位置や方向が変わる事もあります。
テーブル位置が変わった場合でも、ペンダント照明が中心になるように器具下げ位置を移動できるように考えてあります。
南北方向は配線ダクトによって自由に移動できます。
東西方向は梁間に掛けた吊り下げ用木材を可動にする事により対応できます。
吊り下げ位置は可動部材にフックでも良いですし、紐でコードを固定するだけでも構いません。

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吹抜け上から見たところです。
梁間に渡した吊り下げ用部材は梁上に固定しないで置いてあります。
ずれて落ちないように加工してありますが、移動は梁上を動かすだけなので簡単に出来ます。
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屋根ガルバリウム鋼板工事
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今日は屋根ガルバリウム鋼板立て平葺きの施工です。
人数をかけて手際よく施工していきます。

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屋根材同士をかみ合わせながら垂木に止め付けていきます。
かみ合わせ部分にはシールが入っており、かみ合わせることで部材を一体化させます。

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下り棟のななめの箇所は現場に合わせて加工していきます。

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軒先は折り返していきます。

来週、葺いた屋根の上に二度掛け足場を設置予定です。

屋根工事が始まりました
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今日明日で屋根工事が一気に進みます。
まずは建て方直後に施工したルーフィングの上にさらにルーフィングの施工や、
軒先周りの処理を行います。
明日は屋根の平部分の大きな面積の施工を予定しています。

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ルーフィングの重なりや止め間隔の確認です。

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大工工事は天候がすぐれない日は室内工事を行うため、床根太工事が進みました。

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天井断熱材の施工です。垂木間にグラスウール、垂木下にネオマフォームを施工し、気密テープで止めていきます。

木工事:床下地開始 電気工事:床下配線
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外壁断熱張とサッシ取付は、増築部分のある西側を除き終わりました。
天候が悪い日は、内部工事を進めるため床下地工事から始めました。
既存土台の不陸調整を兼ねて水平に床合板受けを留め付けます。
その後大引きを設置し断熱材受けを留めます。

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既存土台のねじれを解消するためにくさびを飼いながら床合板受けを付けていきます。
新築工事では土台の上にそのまま合板を張れるのですが、リフォーム工事の場合修正材料が必要になります。

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電気工事は床下地が出来る前に床下配線を行っておきます。
居間食堂・夜
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南から食堂厨房方向です。
夜は電球色の照明器に照らされて、温かみのある室内となります。
左側は居間吹抜けの中を登る階段があります。
階段下に居間側から使用する収納と階段裏側の通路側から使用する収納と洋服掛けがあります。

階段幅が3尺あるため、居間側からだけ使用する収納にした場合、押入れの奥行になります。
布団収納には奥行きが必要ですが、居間周辺のこまごまとした収納には奥行きよりも幅が必要になります。
間取りや耐力壁の位置にもよりますが、3尺奥行きを両方から使用出来ると収納量が増えます。
また、奥行きが無いため取り出しやすく、奥に埋もれて見つけにくいと言う事もありません。
奥行きは半々でも、2対1でも構いませんが、収納する場所と収納する物をある程度決めておくと無駄なスペースが無くなります。

写真右奥は開放の収納棚があります。
ここは、家族それぞれの収納棚・本棚として計画しました。
玄関から近くにランドセルや通園バックが置けると、朝の忙しい時に便利です。
お子さんが大きくなり、子供部屋で学習するような時が来るまでは、この収納棚がお子さんたちの基地になり、教科書や学習用品、ランドセルなど収納する場所になります。

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居間の一角、一段上がった畳コーナーからの眺めです。
畳コーナーに腰かけるとダイニングテーブルやキッチン、階段から吹抜けを通して2階子供室まで見渡せます。

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階段手前からダイニングテーブルと奥に畳コーナー、厨房方向です。
厨房脇の開放棚からダイニングテーブルまで近いため、お子さんたちが親の近くで宿題や学習などを行う時に教材を直ぐに取りに行けて便利です。

建て主さんからの家づくりの希望の中に、一緒に遊んで一緒に学ぶとありました。
ダイニングテーブル近くに必要なものが収納されていると、家族がテーブルを中心に自然と集まり色々な遊びや学びが出来る場所になっています。
居間食堂
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玄関の建具を開けると居間・食堂空間になります。
厨房を合わせると22畳の広さとなります。
22畳と言っても部屋として区切られている訳ではないため、畳コーナーや階段・通路まで空間として含めると30畳位の広さになります。

写真右側、北方向にキッチンがあり、中央に大きなダイニングテーブルがあります。
テーブルは約91㎝*2mに91㎝角のサブテーブルが付きます。
サブテーブルは移動して畳コーナーのテーブルとして使う事も出来ますし、ダイニングテーブルから離しお子さんだけの集まる場所として使う事も出来ます。
また、お子さんがテーブルで宿題などする時に、ダイニングテーブルとは別の机で行っていると、夕食準備にお互い気を遣わなくても済みます。

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南東方向からダイニングテーブルとキッチン方向です。
写真は11月の中旬、午前10時ごろの撮影です。
良く晴れた日だったので、日差しが部屋奥まで差し込んでいます。12月末頃はもう少し奥まで日差しが入ります。
冬至を挟んで太陽高度が上がりますので、一番寒い1月末から2月初めの頃も同じ日の長さになります。
深夜電気蓄熱床下暖房を採用しているので、温度差が無くどの部屋も寒くないのですが、日差しが入ると十分な暖かさを感じます。
日中の入った暖かさを逃がさないような高気密高断熱の家づくりは夜まで暖かさを保つため、床下暖房の熱量を使う事が少なくなり、結果として光熱費が安くなります。

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南西方向から畳コーナーから玄関入口、厨房方向です。
居間を両方向から見ると、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、居間につきものテレビがありません。
また、将来設置する予定もないため、テレビコーナーらしきものが見当たりません。

テレビを見ない、置かないは建て主さんからの家づくりの最初の希望・要望です。
計画を始めるにあたり、テレビを置かない居間をどのように計画するか悩んだ所です。
テレビがあると、それに向かって視線が集まるような配置や動線を考えるのですが、それが無い場合家族はどのように集まるのか、居間の考え方を変える必要がありました。
反対に、テレビに向って配置する必要が無くなると、方向は関係なく色々な場所に集まれる、集まらなくても空間を共有する居場所を沢山作る事が「アンサンブルの家」のご家族が楽しく過ごせる事ではないかと思い、広い板の間に大きなダイニングテーブルとサブテーブル、一段上がった畳コーナー、階段や階段周りに腰掛けても良いような居場所を沢山作りました。

現在は必要な情報やどうしても見たい映像は、テレビで無くパソコンで見る事が出来ます。
テレビがあると生活が時間と場所にとらわれてしまいます。
これからは、家族で住む事・住む時を大切にしたいと、テレビを置かない生活をされる方が増えていくかもしれません。
雨押え下地、室内壁・床下地工事
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今週末に屋根工事となるため屋根下地工事の決まりをつけるため、下屋雨押えや棟の下地を施工していきます。

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室内では2階の間柱工事が進んでいます。

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1階では和室の根太掛け、根太の施工が進んでいます。

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外観です。断熱材工事が進んでいます。

サッシ取付 外張断熱
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木工事はサッシ取付とネオマフォーム外張断熱工事が進んでいます。
サッシが取り付くと家らしさが増してきます。

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西側はサッシが取り付いたのでこれからネオマフォーム張に進みます。
ネオマフォーム張が終わるとタイベックシルバーシート張、通気胴縁留めつけ工事に進みます。

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給排水設備・電気工事は床下配管・配線がほぼ終わりました。
床下地張後に床下での作業が困難なため、先行して配管を行っておきます。
システムキッチンの配管図を元に正確な位置で立ち上げておきます。
床下空間が取れ作業スペースがある場合は、器具が付いてから配管をする事が出来るので、床下地前にここまですることはありません。
先行して配管するには、キッチンや設備器具などの仕様の決定を早くしなければなりません。

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増築部分基礎及び土間コンクリート打設が終わりました。
玄関
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玄関は幅一間、奥行き一間半の3畳の広さがあります。
手前タイル張の土間部分と、奥の床板張部分と半々の広さです。
写真左側手前はコート掛けと収納、奥に腰までの高さの下足入れがあります。

下足入れの大きさは、設計当初に建て主さんの住まいに訪れた時に、現状の靴の数や収納方法など見たりお聞きしたりして決めています。
お子さんが小さい時は奥の腰までの下足入れで十分収納できますが、大きくなり何足かの靴を持つようになった時は、手前のコート収納の一部を下足入れにします。

コート収納は洋服タンスと同じように掛けると60㎝以上の奥行きを取ります。
そうすると玄関が狭くなるため、手前から奥に重ねるように掛けるようにしました。
120㎝強の幅があるので、引違建具を入れても半分の60㎝幅はあります。
奥行きは40センチくらいになりますが、厚いダウンコートでもなければ何着かは重ねられます。
両方使えるためコート掛けだけではなく、お子さんのスポーツ用具なども収納できます。

コート掛けと下足の間、玄関框の上に縦手摺を付けてあります。
靴の脱ぎ履きに手を添えられるため、高齢者でなくても便利です。
掴まる場所が決まると、玄関内の壁が汚れにくくなります。

写真右手前は姿見となります。
玄関の間取りにもよりますが、土間部分に姿見があると靴を履いてから全身を見る事が出来ます。
開放されている奥の引き戸をくぐるとLDKになります。
ポーチ
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ポーチはガレージから雨に濡れずに玄関まで行けるように屋根が掛かっています。
道路から玄関まではある程度距離が取れるのでスロープとしました。

敷地が道路とほとんど平らとしても、設計地盤は道路より少し上げるので、玄関までは50センチ程度上がります。
50センチの段差をどこで解消するかは、いつも悩むところです。
玄関まで距離が取れる時は、なるべく段を付けないでスロープで計画しています。

アンサンブルの家の場合、ガレージとポーチスロープが連続するため、道路からの勾配をどのように決めるか検討を重ねてところです。
道路も排水の関係で平らではなく、敷地周囲で差があります。
道路高さの差はガレージ前の来客用駐車スペースの勾配で解消し、ポーチ勾配に合わせてガレージ床勾配を決めました。
当初はガレージの土間コンクリート厚や、道路からの高さを考えるともう少し緩い勾配で検討していたのですが、ポーチとの勾配がうまく合いません。
ガレージとポーチ土間の高さを変えれば両方問題無いのですが、日常の動線に段が付きます。
ポーチをスロープにしているのに、ガレージとの境で段を付けてはもったいありません。
ポーチ、ガレージとも両方の勾配が合うように調整して決めたスロープです。

ガレージを希望される建て主さんは、雨の日に傘をささずに車の乗り降りがしたいのが第一の目的のようです。
その他、ガレージがあると車が汚れにくくなり、また冬の朝フロントガラスが凍ると言う事もありません。
また、夏は直射日光が当たらないので、車に乗った時の暑さが無いので快適のようです。
当初ガレージを希望されていても希望順位が低い場合は、建築費の問題で本体工事を充実させたいと決断をされる方が多いです。
その他、建蔽率の関係、道路と駐車位置の関係、車に対する考え方などから打合せを重ねガレージを優先するか決めています。