建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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外観2
IMG_8644A_R.jpg

南西側からです。
敷地が西から東へかけてなだらかに下がっているため、西方向からは高い位置から見えます。
2階屋根がそのまま南へ伸び1階の屋根となるので、南側の屋根は大きく見えます。
屋根のほぼ中心位の位置に煙突が見え薪ストーブの家と言う事が分かります。
南に面した掃出し窓には内障子が入り、夜間も障子を通した柔らかな明かりが庭を照らします。
北方向に明るく見えるのは外物干し室の木製格子が中の照明で照らされています。

IMG_8652_R.jpg

北西方向からです。
手前に白く映っているのは雪です。
雪があるので群馬県北部の山間部と思われますが、昨年(2014年)の2月の関東平野に降った大雪の後です。
普段は雪の降る地域ではないのですが、雪国のようなめったに見られない写真です。
竣工時に完成見学会をお願いしていて、見学会当日高速道路が通行止めになる位の雪が降り翌週に延期した所、どこにも出られないような大雪に見舞われ中止になりました。
建て主さんのご厚意で、翌週末見学会に申し込まれた方をお誘いして見学会を行った日の残雪の写真です。

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防湿シート、墨出し

防湿シート敷き込み工事です。床下へ湿気が上がらないために敷き込みます。
シートの重ね合わせ寸法を確認しました。

DSC06690_R.jpg
レベルコンクリートが打設され、基礎の芯や型枠の建込み位置等を墨出していきます。
型枠工事後は鉄筋工事になります。。
外観
IMG_8147A_R.jpg

南東方向からの外観です。
手前が駐車スペースになり、スロープを上がり玄関ポーチへ行きます。
屋根はガルバリウム鋼板立平葺き、外壁は軽量モルタルジョリパット塗仕上げです。
開口部はアルミと樹脂の複合断熱サッシ、玄関は木製ドアになります。
断熱と気密の性能は高く、薪ストーブ一台で全室が暖かく温度差の少ない室内になります。
日中は日差しが入るので薪を燃さなくても暖かな室内です。
冬季見学に訪れた時に薪ストーブの炎が見えた方が絵になると薪を燃してくれたのですが、直ぐ暑くなり窓を少し開けて温度調整をするような事になりました。

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夕景です。
温かな明かりが開口部を照らし、見ているだけでも温かな室内が思い浮かびます。
南側の開口部は障子が入っているため、障子を通して室内からぼんやりと照らす明かりを外から見ると、何とも言えない柔らかな雰囲気を出しています。
根切り 砕石転圧
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昨日丁張が掛かり、今日は根切りが始まりました。
根切り底の状態の確認、根切り幅や深さなどの確認を行いました。

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砕石転圧状況です。
砕石敷き込み後ランマーにて転圧します。ランマーを掛けると敷き込んだ砕石が固く締まってきます。

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ランマー転圧後、採石厚さを確認するために1か所スコップで掘ってもらいます。
根切り底が見えた所で砕石敷き込み厚さを確認します。

明日は引き続き砕石転圧、防湿シート敷き込み、レベルコンクリート打設になる予定です。
「縁の家」が着工になりました
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今月18日に地鎮祭を執り行った、「縁の家」が本日より着工となりました。
まずは敷地に対して建物の位置や基準高さを出す丁張という工程です。

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全体の位置を出したら、基礎工事で必要となる基準線を建物外周に設けた木部(水貫)に写していきます。
基本設計模型4
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東正面です。
東道路に立ち止まって見ると見える外観です。
下屋屋根がそのまま伸びポーチ屋根になります。
ポーチ軒先は設計地盤面から約2.3m、ポーチ床までスロープで上がるとすれば約2.1mにになります。
2.1mは手を伸ばせば届くくらいの距離に軒先が下がっています。
道路が上がっているため玄関へのアプローチは見上げる方向になります。
軒先を少し低めにした方が訪れる方に威圧感を与えません。

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基本設計模型は屋根が取り外され室内の様子が分かるようになります。
特に吹抜けがある場合、1階と2階のつながりが平面だけでは分かりにくく空間として考えるには難しそうです。
模型を見ると部屋と部屋のつながりや1階から吹抜けを通して2階へのつながり方など分かるようになります。
また、室内から見た時に外の景色がどのように見えるのか想像しやすくなります。
基本設計模型3
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北方向からです。
北方向は通風と採光のための窓が付いています。
現状では北の景色も遠方が見え綺麗ですが、土地が分譲され住宅が建つと景色を見る窓を設けてもあまり見えなくなりますし、北隣家の南窓からの視線が合うためカーテンを閉めていることが多くなりそうです。
将来北の景色を見る事が望めないならば、通風と少しの採光を目的とした小さな窓の方が冬季の冷気の入り方が少なくなり温熱環境にやさしい家になります。
窓の高さは室内状況と開閉操作が出来るかどうかにもよりますが、夏の夜や季節の良い時に開けておいてもお互い気にならない高さに付ける場合もあります。
西下屋の軒下の窓や2階の窓は天井近くの高い位置に付けました。

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北東方向の下屋は1間の奥行で張り出しています。
玄関と食堂の一部を東へ張り出し下屋とし、その屋根を北側まで回しました。
屋根を回すことにより2階建ての大きな外壁面が屋根で分かれると共に、軒先の線が東から北に回る事により道路からの外観が綺麗に見えます。
軒下には給湯器が入り、器具置き場としても使っています。
また、薪ストーブ用の薪のストック場所としても使用できます。
軒下に薪が並ぶと、直ぐ北にある資源ごみ回収場所に集まる近隣の方からの視線も遮る事が出来ます。

基本設計模型2
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南西側からです。
1階西側は客間用に和室が有ります。
和室の南は高さ2.2mの掃出し窓が有り濡れ縁に出られます。

和室は畳6畳と床の間兼用の板の間が2畳あり、西側に床の間兼用の板の間の配置となりました。
西側に開口部を設けるかどうか、設けた場合どの位置にどの位の大きさが床の間として使用した場合綺麗になるか、正式な床の間ではないので日常の使い勝手はどうかなど検討しました。
将来寝室として使う事もある予定のため、外壁に面している二方向に開口部を設ける事にしました。
西側を地窓とし外に木製面格子を設けました。地窓内側には障子が入ります。

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北西方向です。西側に張り出した部分が物干し場所になっています。
洗濯物は外干しを希望されていたので、物干しの場所をどこにするか最初の計画から検討した所です。
洗濯機から遠くない所、東側や南側の人目に触れる場所ではない所で風通しの良い所となりました。
外干しと言っても屋根の下にあるので、雨の心配はありません。
軒も深く出ているため直射日光は秋から冬にかけてのお昼から午後にかけては差し込みますが、その他の時間は屋根下の日陰になります。
外干しの洗濯物の乾燥は直射日光よりも風通しが重要になります。
衣類も陰干しを推奨しているものが多く、陰干しの方が生地が日焼けせず傷まないようです。
物干し場を西に張り出したことにより、南から北に抜ける風の通り道になります。

共働きのため1階に干す洗濯物の盗難防止も考えなくてはなりません。
また、西側とはいえ隣家の玄関前に当たる場所に洗濯物を並べる訳にもいきません。
そこで、外物干しを木製面格子で囲う事にしました。
面格子で囲ったことにより、安心して洗濯物が干せると共に、外観のアクセントとなります。

基本設計模型
最初の計画案提出の後何度かの打合せを経て、外観や内部空間及び内外の仕上げ材料もほぼ決まると基本設計完了になります。
基本設計完了時には室内まで分かる模型を作製します。
模型を作製するには断面計画や構造計画、また暖房を薪ストーブで行うため薪ストーブの位置や廻りの壁、煙突や給気の計画も一緒に進めていきます。
窓の高さや天井の高さ、屋根勾配や室内の高さ、屋根の重なる場所の距離など色々な断面方向を検討しながら決めていきます。

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南側からです。
正面開口部は居間と和室の掃出し窓になります。両方の窓には室内側に障子が入ります。
障子は通常開口部の間に入れるのですが、そうすると開放した時に半分しか開きません。
庭も広く作れることや南側の景色も良いので全開にする事にしました。
障子を全開にする場合開放した時の障子の場所が必要になり、障子と同じ長さの壁が開口部脇に付きます。
開口部を全開の障子にしたい場合、平面計画の時点で考えておかなければなりません。

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玄関アプローチ側からです。
玄関前のポーチ屋根は下屋をそのまま伸ばし軒先を下げました。
軒先を下げる事により道路からとアプローチから見た時の圧迫感をなくし、訪れやすい雰囲気になります。
外観模型
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北方向からです。
北に資源ごみの集積場所があるので、回収日には近隣の方が集まってきます。
また、道路も北に伸びているので北方向は遠方から北外観が正面に見えます。

北の外観を整えるために、東玄関側からの下屋と西外物干しと脱衣浴室の下屋を北側に回し、外壁の大きさを感じさせないようにバランスを取りました。
北に下屋を回すことにより2階部の外壁が境界から離れ、北側から見た時の圧迫感を少なくしています。

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北東側からです。
幹線道路からアプローチする2本の道の内の一つから最初に見える外観です。
東道路は敷地から一段下がっているので、道路を通る車や散歩をする人からは見上げるようになります。
東側も圧迫感が無いように下屋を伸ばし2階部分を道路から離れるようにしました。
東の下屋は西に比べ梁を一段下げ低くしてあります。
南側で2階屋根と玄関屋根が近づきすぎて、屋根や外壁塗り工事が出来なくなる、出来にくくなる(雨漏りのリスクが高まる)恐れがあったため一段下げて距離を取りました。
一段下げた事により西から回る下屋との高さに差が出来たため、北外観にリズムが出てきました