建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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基本設計模型
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東側からです。
現在は広い貸駐車場になっているため遠方からも見えます。
将来は家が建つと思われますが、当分は開放感のある東側になります。
駐車場からデッキや室内が直接見られないように木製面格子を計画しました。
北側にある板塀は浴室坪庭のための囲いです。

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南東側からです。
デッキ内にはシンボルツリーを植える場所を設けてあります。
南は東西に通っている広い道路が有ります。
季節の良い時にはこの道路を通る風を取り入れられるような配置と開口部の計画をしました。
南へ張り出した壁が風を受け、入隅の開口部から入るようになります。

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南側からです。
デッキ南は日当たりや風通しを考え、目隠しを作らず開放になっています。
デッキを一番利用する初夏から秋にかけては、デッキ前に緑のカーテンを行う予定です。
緑のカーテン用にネットを取り付けられるようにデッキ先端に梁を設けました。
梁はデッキを部屋として区切る要素と、東側の面格子の風対策も兼ねています。
ゴーヤやキュウリなど実用的な物から朝顔まで、その年毎に緑のカーテンを楽しむ事が出来ます。
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基本設計完了
基本計画が進み平面や断面、予定仕上げ材料が決まると基本設計模型作成に入ります。

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上空から屋根を見たところです。
建て主さんの希望の太陽光発電パネルが南屋根に載っています。
北側屋根には2つのトップライトが付いています。
大きいのは2階寝室奥の書斎にあるトップライト、北側の小さいのは脱衣洗面になります。
書斎トップライトは見上げた時に星空や月が見たいと希望からと寝室の通風を兼ねています。
北側にある脱衣洗面は室内物干しの場所にもなるため、少しでも明るくなるように付けました。

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敷地に対して大まかな配置は、北西に駐車スペースを設けポーチと玄関、土間物置を配置しました。
北東は脱衣洗面と浴室、トイレなどの水回りの部屋をまとめました。
中心には1階に厨房と食堂、和室が並び、2階には子供室と寝室になります。
南西に張り出している部分が居間になり、居間と食堂・和室から南東方向のデッキに出られます。
南道路までは家庭菜園と植栽スペースになります。

平面を見ると北の水回りの部屋から中心の厨房・食堂・和室につながり、南へ伸びた居間につながります。
生活の中心から「L」が伸びたようにつながる水回りの部屋と居間、「L」に囲まれたデッキが外と中をつなぐ、そして家族をつなぎ、次の世代につなぐような家を目指して家づくりが始まりました。 
平面計画決定 外観模型
計画案提出後、1階の住居部分を充実させた方向で進めましょうと言う事になり、ガレージ無しで計画が進みました。

まずは車の駐車場所を南道路からにするか、西道路からにするか決める必要が出てきました。
南道路は8m幅の広い道路のためバックして駐車場に入るには簡単です。
西道路は南に比べれば狭く感じますが、6m幅ありそう難しそうではありません。
ただ、電柱が道路に建っているため位置によっては入れにくくなりそうです。

南駐車場にした場合、居間や食堂が車の後ろになり窓から見た時に植栽ではなく車が視界に入ります。
また、玄関が南から東へのアプローチになるため、来客の視線を防ぐ必要があります。

西駐車場にした場合、玄関が北から西方向に配置されるため、居間や食堂から南の庭を挟んで道路になり落ち着いた室内になります。

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駐車スペースは西側道路に面し北西方向に設ける事にしました。

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南東にはデッキを設け居間の延長としています。
東側の貸し駐車場からの視線を遮るようにデッキの東には面格子を入れ袖壁のようにする予定です。

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西側からです。
夏の西日対策と、道路を挟んで西側隣家からの視線があまり気にならないように小窓で進めました。

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北西側からです。
北側斜線があるため2階の屋根をそのまま下げ平屋部の屋根としています。
着工
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今週から工事が始まりました「大きな輪の家」完成予想模型です。
竣工は来年6月予定になります。

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本体工事前に外周部境界工事を先行して行います。
外構工事は本体工事が竣工した後で行う事が多いですが、境界までの距離が少ない場所では先行して行います。
外周部コンクリート境界工事の予算が確保できればですが、先行して行った方が工事もやり易く工事費も掛かりません。

10/4に地鎮祭となります。
埋戻し、設備外部配管
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基礎工事、埋戻し高さの確認です。
建物廻り防草シート+小石敷き込み用に設計GLより5センチ下げて埋戻しを行いました。

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コンクリート打放し壁のPコン穴に化粧モルタル詰めを行っています。
基礎工事はほぼ完了です。

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設備外部配管を進めています。
外部足場を建てる前に建物周りの配管を済ませる予定です。

10/2 外部足場組立 10/3木材搬入になります。
計画案4
前の3案はガレージを併設する案でした。
建蔽率からガレージ分を引くと1階の部屋部分がどうしても小さくなります。
1階に配置する部屋の希望を変える事はその後の生活にも支障が出るため、1階に多くの部屋が配置されます。
そうすると、水回りの部屋は最低限の広さを確保すると、居間食堂のスペースがこじんまりとしてしまいます。
ガレージの希望があったのですが、ガレージを付けない案を提案してみました。

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駐車スペースは西道路からが2案、南道路からが1案だったのでガレージ無し案でも南に駐車する案としました。
ガレージの建蔽率の部分が住宅部分に入るため、ガレージ併設案の比べゆったりとしてきます。

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南東に駐車スペースを設け玄関に向います。
東と北に下屋を回し北側斜線制限をかわすことにより、屋根の高さを気にすることなく計画が出来ます。

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南西側からです。
2階部分が南へ配置されベランダが付きます。

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北側からです。
水回りの各部屋が下屋になり東の玄関下屋へと回っています。

建て主さんの希望の中にガレージ・屋根付の駐車場が有りました。
ガレージ案で3案、ガレージ無し案を1案提出しました。
これからどちらの方向で計画を進めるのか、建て主さんの検討が始まりました。
計画案3 外壁後退線
第一種低層住居専用地域には道路斜線、北側斜線の他に外壁の後退線が決められています。
この地域は外壁の仕上がり面まで隣地境界線から1m以上、道路境界からは風致地区の決まりがあり2m以上離さなければなりません。
敷地が四角ならば、外壁後退線に平行に計画し外壁仕上がりを気にしなくても済みますが、敷地が変形している場合狭い所が出てきます。

計画地は2方向道路の角地で開放感があるのですが、風致地区の外壁後退が2m以上の規定があるため、南と西側は道路から距離を取らなければなりません。
2つの道路が直角ならば計画がしやすいのですが、造成地の住宅団地では珍しく南道路のに対し西道路は90度より開いています。
東西方向の距離が北に対し南が狭くなります。ここに計画を進めるに当たり、南西の角が後退線に掛からないようにしなければなりません。

建蔽率の戦いと外壁の後退線内での計画が始まりました。

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南道路からの入り口を計画しました。
ガレージ兼用のポーチを南東へ配置し、ガレージと住宅部分の間をデッキにする案です。

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建蔽率の関係からガレージは1台分、それも軒先を含めて屋根下に車が納まる広さとし、その上にポーチとも兼用します。
ガレージからポーチを抜けて玄関に入ります。

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南道路からはガレージが目隠しの役目になり、居間やデッキが見えにくくなります。

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北側に2階部分が配置されるため、北側斜線の問題が出てきます。
全体の高さを押さえると共に軒先を下げ、建物位置を南へ少し移動させ北側をあけるようにしました。
木材検査
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今日はプレカット工場で木材検査です。
梁材が積まれて保管されているところです。小口にチョークで化の文字が書いてある材料は化粧材になります。節有の一等材の中でも節の少ない材料を化粧材に選んでありました。

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5寸角通し柱です。
仕上がりは15センチで良いのですが、16㎝角に製材してありました。
プレカット加工前に直角決めを行い15㎝角に仕上げるそうです。

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構造材材の含水率検査も行いました。
今日は雨模様のため表面の湿度が高くなるようですが、20%以下の含水率の確認を行い特に問題はありませんでした。

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プレカット工場内です。柱材の加工状況です。
加工は連休明けになり、10/3に現場搬入となります。
10/5~の週から土台伏せ、建て方に入る予定です。
計画案2 北側斜線
用途地域が第一種低層住居地域のため北側斜線の規制が有ります。
南に庭をなるべく取りたいと思って、北側に2階の屋根面が近いと北側斜線に掛かりできません。
北隣地までの距離を取るか、北側に平屋部分を配置し斜線に掛からないようにする必要があります。

それと、敷地の北方向が真北にならない場合が多く、少し東西に振れているとその方向にも斜線制限が掛かります。
この敷地も少し西に振れているため、東側の屋根が斜線に掛からないように計画しなければなりません。
軒の出を短くし屋根の高さを押さえるようにします。東側の屋根だけを短くすると、外観のバランスが悪くなりそうです。
軒の出を深くし全体の高さを押さえるように計画を進めました。

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2階部分を南へ配置し、北側はガレージと玄関、水回りの部屋が平屋の計画です。

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2階部分を南へ配置する事により、2階の各部屋にベランダが設けられます。

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西側はガレージから続く玄関屋根が回ります。
道路に面する方向は道路斜線の制限もあります。道路幅が6mあるため道路境界近くに屋根の高い位置が来なければ問題なさそうです。

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この案も車の出入りは西側道路からにしました。
玄関もガレージ脇から入れるような案です。
計画案1 建蔽率
計画案を検討する前に敷地の調査と法的な規制があるかどうか役所にて調査を行います。
この地区は第一種低層住居地域で、建蔽率・容積率が低く設定され敷地に対する建築面積に限りがあります。
敷地の建物に対する割合が低いため、庭や空きスペースの割合が高く住宅地として環境の良い地域になっています。

1階に希望される部屋が多いため、どうしても建蔽率に大きく関わる1階部分が広くなります。
建て主さんの希望・要望と建蔽率の兼ね合いをどのようにするかが悩みどころでした。

周辺環境の中でどのような家づくりが良いか検討しながら計画案を作っていきます。
東の駐車場や北の空き地にも将来家が建った時の事を予想して周辺模型を作ります。

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計画案Aです。
建て主さん希望のガレージをどのように計画に組み込むか検討した案です。
ガレージをそのまま計画に入れると、建蔽率から残りの面積が限られます。
そこで元々建蔽率には算入されるポーチと兼用にする案です。
そうしても、車全体がポーチ内に入るのではなく軒下まで含めて入るようにしました。

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2階は子供室と寝室だけなので1階に比べ小さくなります。
1階と2階の床面積のバランスをどのようにとるかが悩んだ所です。

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1階南にはLDKと客間が配置され、吹抜けを通して2階へつながります。

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ポーチ兼ガレージを北西に設けました。北東の下屋は水回りの部屋になります。
道路が2方向あるので、駐車スペースをどこに設けるか、どちらの道路に面して車を置いたら良いのかも検討材料でした。