建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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天井断熱材張、天井下地
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2階天井断熱材張が終わり、天井下地工事に入りました。
下地が終わると天井板張に進みます。

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居間吹き抜けも断熱材工事が終わり、断熱材の留め付けと兼ねた天井下地材が入っています。

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床下は設備配管工事がほぼ終わりました。
給水管と給湯管、排水管の他、床下暖房の温水配管工事も行いました。

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建て主さん工事で基礎内断熱材と土台の間に発泡ウレタン吹付けを行ってもらいました。
先週少し行ったので、慣れた手つきで作業されていました。
普段の仕事では扱う事のない発泡ウレタンですが、ノズルから出た液体が見る見るうちに膨れ上がる様子は、実際に作業しないと分かりません。
断熱工事の一部ですが、建て主さんの参加工事によって、より一層暖かい家づくりになると思います。
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床板張
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無垢床板張が進んでいます。
床下に放熱器を入れ暖房空間になるため、床板は下地合板なしに根太に直接留め付けます。

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幅9センチ長さ182㎝の床板を一枚一枚張っていきます。

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床下放熱器近くは床ガラリを設置し、暖められた空気がガラリを通して室内にゆっくりと上がります。
自然の対流のためエアコンやファンヒーターのような温風を感じる事は有りません。

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ユニットバスが組み立てられました。
工事中の室内で浴室だけが完成した場所になっています。
ユニットバスは設計時に建て主さんがメーカーのショールームへ行き決めたものです。
建て方後、再度ショールームにて色の決定とオプションの変更をした仕様で発注しました。

開口部下地、筋交い・構造用金物取り付け
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筋交いや間柱入れに続いて、筋交金物や柱頭・柱脚・横架材間のための金物入れが進んでいます。

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並行して、開口部位置の下地工事が進んでいます。
外断熱材が入るとサッシを搬入・取付へと進みます。

設備床下配管 木工事:基礎内断熱、外部防虫網取付
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木工事にて基礎内側に断熱材張工事が終わったので、今日から給排水設備工事の床下配管工事が始まりました。
事前に設備立ち上がり位置などを記入した図面を送っておき、現場で納まりなど打合せします。
設備業者さんが大工さんと打合せを行い、トイレ配管のみ事前に立ち上げ、その他は床板を張ってから床下から立ち上げ配管とする事になりました。

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基礎打ち張断熱状況です。

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木工事は外部笠木下地や窓上防虫網取付など行っています。
外部工事が終わると室内天井の断熱材張り、天井板張に入ります。

敷地環境
全面建て替えの方向になり計画が始まりました。

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敷地へのアプローチです。
緩やかな傾斜地にあるため、山側からのアプローチは下って入るようになります。
道路を入っていくと、2階の高さぐらいから見え始め段々と下がって敷地に入ります。

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敷地内に入ると広い駐車場と2階と同じ高さの農作業場・倉庫が正面に見えます。
駐車場に面する側、敷地東側は日当たりも良く遠方が見え開放感がります。
西側になると正面に倉庫の壁が迫り、冬季は日陰が伸びそうです。

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既存建物の北側です。
合併浄化槽は既存を使用するため北西側の建物位置は既存と同じ位の位置になりそうです。
ただ既存建物は日本家屋の伝統的な床の間付の二間続きに広縁が付いているため、奥行きがある建物になっています。
計画では奥行きを少なくすれば、南にある農作業場の日陰の影響が少なくなりそうです。

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既存建物解体後の敷地北東方向の状況です。
日当たりの良い場所が確保されています。

軒天張開始 基礎内断熱
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外部は軒先換気口が取り付けられ、軒天の杉縁甲板張が始まりました。
工事着工と同じ時期に、建て主さんが材木業者納入さんの倉庫をお借りして先塗された板が、現場に搬入され取り付けられていきます。

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内部は基礎打ち張断熱の工事が始まりました。
基礎立ち上がり部には厚さ10センチのスタイロフォーム、平部分には45センチ幅に5センチのスタイロフォームを張ります。

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室内下屋部の天井は垂木間にグラスウール充填、垂木下に外壁に使用したネオマフォームを張り上げます。
継手と木部取り合い部は気密テープ張を行い気密層とします。

来週は設備工事床下配管に入ります。
大工さんは造作材の加工があるため現場は一人になります。

周辺環境
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春先、現場からの帰り道にあまりに綺麗だったので思わず車を停めて写真を撮りました。
北海道のイメージのような場所です。

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こちら側は遠方に雪をかぶった上越国境の山並みが見えます。
遠方の山を見上げる感じではない所が、今回の敷地の標高が分かります。
冬季は相当気温が下がります。
夏の日中は気温が上がりますが、夜になると涼しい位の気温に下がり窓を開けていては涼しすぎて目が覚めるそうです。

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敷地北方向です。
遠方にはたぶん尾瀬の山から日光連山が望めます。

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春から秋にかけては手前に野菜のじゅうたんが広がり、遠方にかすかに山並みが見えます。
既存の住宅では、北側は寒く食品庫のような使われ方の部屋が有り、また開口部も少なく、北側を見る事や上の裏側になる北方向は出る事もなかったようです。

長年住んでいる建て主さんにとっては当たり前の景色が、切り取ってみると一つの風景になる。
そのような思いをいだき計画に入りました。

建て替えの方向へ
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18年前増築された既存の一部を残すかどうかで、方針が大きく異なります。
増築された部分はキッチンと浴室・トイレなどの水回りの部分が多く、工事費の中で大きなウエートを占めている部分です。

まだまだ新しくて使えますので、これを残して古い棟の建て替えが考えられます。
問題点とすると、増築では暖かい家になりにくい事が考えられます。増築部分を気密断熱に気を付けて作っても、残す部分が気密断熱でない作りの場合、そこから熱がどんどん逃げていきます。
せっかく新しい家を作っても温度差のある室内になり、建て主さん希望の暖かい家づくりにならなくなります。

それと、ダイニングキッチンと居間が通路を挟んで離れている事、収納が少なく床に物が散らばってしまう事、何より使い勝手が悪い事など、リフォームしたとしても残すために新しい家づくりに支障が出来そうです。
一部残して建て替えで進んでも新しい家の満足感は少なくなりそうです。

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古い棟は構造上の問題から建て替える事は決まっています。
暖かい家づくりならば棟を切り離し、新たに建て替える棟と、以前増築された棟も残す方法も提案しました。

利点とすると新しい棟は気密断熱で覆われ暖かい家になります。
また、動線や収納計画なども新築の考え方が出来ます。
残した棟は、住宅として一通りの設備が残るので、離れの客室棟として使用する事が出来ます。
客間がいらないため新築住宅をその分小さく作る事が出来ます。

ただし新築なので増築に比べコストは掛かります。
また、2棟になるので維持管理の問題も出てきそうです。18年前建てられたので、近いうちに設備機器や配管のメンテナンス費用も掛かりそうです。

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最終的に建て主さんが決断されたのは、全てを解体し更地の状態で新しい家づくりを始めると言う事でした。
建設費は一番かかる方向ですが、一部を残すよりは全て建て替えの方が、より良い家づくりが出来ると思われたからです。

大きな理由は、日当たりにありました。
敷地の中で一番日当たりの良い場所が増築された赤い屋根の部分です。
ここを残すとなると、冬季農作業倉庫の影になりやすい場所に建てる事になりそうです。

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既存住宅をすべて解体し更地の状態で家づくりが始まりました。
2世帯住宅である事や客間も確保しなければならないため、床面積は増えそうです。
また建設費も当初計画よりUPしますが、これから先を考えて悔いのない家づくりをしたいと全面建て替えの判断をされました。

1階床板工事、システムバス組立
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1階の床板張り工事が始まりました。
床板の継手に関して打ち合わせを行いました。
まずは厨房から施工しています。

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システムバスの組み立て工事が行われました。
壁パネルのジョイント部に目地材を施工しています。
事前に電気工事の配線や設備工事の配管は施工されています。

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浴室の天井が施工される前に2階から撮影してみました。
サッシ側のパネルは現地で開口を開けていました。
サッシ周りの発泡ウレタン断熱材は建て主さんの施工です。

今週は1階床板工事が進みます。

既存建物
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既存建物は右側の18年前に増築した赤い屋根部分と左側の50~60年前に建てられた住宅となっています。
増築部には、1階に和室とダイニングキッチンや浴室などの水回り、2階に子世帯夫婦の寝室と居間、トイレが有ります。
古い棟には居間と親世帯寝室、2階に以前使っていた子供室が3室有ります。

増築時に内部リフォームされたと思われ、室内は増築された棟と同じようになっています。
玄関は、増築部と既存部の両方にあるのですが、居間が既存部分にあるため、こちらの玄関が主に使用されています。

古い棟は土台も低く階高も低いため、増築された棟との床の高さが異なり、居間との段差が有ります。
2階はそれ以上差があるため、ベランダから行き来が出来るようになっています。

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家づくりの考えるようになったのは、古い棟の構造上の心配と、居間と親世帯の棟に日が当たらなく寒い事からです。
それと増築した棟との段差があり、普段家族が集まる居間とのつながりが悪く不便を感じながら生活していました。

大きな農業を経営しいるため、農作業用の倉庫が敷地に南側にあります。
倉庫の日陰の影響もあり居間や親世帯寝室が日の当たりにくい寒い場所になっていました。

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増築部を残し、古い棟を建て替える予定で既存の調査が始まりました。
解体する棟と増築された棟の間取りの調査と敷地全体の調査、南の農作業倉庫の位置などの調査を行い、どのような方針で行くか検討が始まりました。