
居間東方向です。 東側の開口部は高さ2.3m、幅約1間+1間の入隅引き分け木製サッシがデッキに向って開放になります。 ソファーは南のテレビ方向に向かって座りますが、西のベンチに座ると写真の様に見えます。
東隣地は現在近隣の方が借りている駐車場になってるため、日中の車の出入りはあまりありません。 将来住宅の計画があっても庭か駐車場になると思われるので、開放感はそのまま続きそうです。 また、デッキの東側に木製格子を付けているため、外からはあまり見えなくデッキまで含んだ室内空間となっています。
左奥に食堂、その奥の障子を開けると和室になります。 畳コーナーから食堂・厨房とつながり、南へ張り出した居間までワンルームになっています。 デッキ方向を開放すると居間や食堂からデッキを通して和室につながり、一回りする事が出来ます。l

夜間は引き分け部分の壁の中から障子を引出し入隅で合わせると、連続した障子が室内の明かりに照らされて落ち着いた雰囲気になります。 障子紙は強化和紙を張っているため、小さなお子さんが居てもあまり破られる事は無く安心です。 ただ、よそのお宅へ行っていつもの調子で障子を扱うと、簡単に破れてしまう事があるので力の加減が難しいようです。

夕闇が迫る頃、室内の照明を消してデッキに植えたシンボルツリーをライトアップしてみました。 日常の生活では夜間ガラス戸をフルオープンにする事は少ないとは思いますが、ガラス戸を閉めていても室内の照明を消すと同じような雰囲気を味わえます。
お気に入りのレコードを聞きながら、デッキに植えられたシンボルツリーをぼんやりと眺める、そんなひとときが生活の中にあるとほっとします。
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