建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
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浴室
IMG_9440_R.jpg

建て主さんから木のお風呂にしたいと要望がありました。
木製の浴槽を入れるのならば、浴室はユニットバスでなく在来工法で壁天井は桧板で作る事になりました。

当初の計画では1坪か1.25坪の広さで、工事の概算予算によってはユニットバスへの変更もあり得るかなと思っていました。
というのは、掃除やメンテナンスなどの機能に関してはどうしてもユニットバスの方が優位になります。
掃除やメンテを優先する場合と、入浴を楽しみたい、雰囲気を楽しみむ方を優先するる場合があります。

御主人が一日の疲れをリラックスさせる所として入浴は大切にしたいと言う事と、休日は家族で温泉センターに行く事が多くあり、入浴は家族の大切な時間の過ごし方であり、その他の予算を削っても木の浴室にしましょうとなりました。

せっかっく作る木の浴室なので、お子さんと一緒に入浴してもゆったりと過ごせるように1.5坪が少し欠ける広さを確保し、庭を見えるようにしたいと計画が進みました。

IMG_4977_R.jpg

浴槽に入って広い庭を見るのであれば、窓の位置は縁より高くても見えますが、坪庭のような場合は浴槽縁より低した方が良く見えます。
浴槽より窓を下げると言う事は、あふれた湯が窓方向にも向かうと言う事になり、湯の排水を考えなければなりません。
湯が窓にかかるため浴室だけアルミサッシも検討しましたが、木の浴槽で板張の浴室に開口部だけアルミの金属が出るのは違和感があるため、木の浴室には木の窓で進める事にしました。

開口部もどの方向に付けるか検討が始まりました。
一方向だけならば簡単ですが、出来れば浴槽の側と正面に付けた方が坪庭が良く見え開放感のある浴室になります。
側面と正面に2つ付けてコーナーに柱を立てるのが無理がない方法ですが、出隅の柱が1本だけ独立し基礎の上に立つようになります。
独立柱とした場合、後々防水と柱の腐れが問題になりそうです。
20年30年後の心配が無いように、出隅に柱を立てない出し梁の骨組みとしました。

出隅の柱を無くし、コーナーFIXの開口部で検討が始まりました。
コーナーFIXはシングルガラスならばコーキングで済みガラスが連続します。
ペアガラスの場合はそのように連材させる訳にはいかなく、枠が両方に入ります。
通常ならば枠と枠を合わせてコーナーにしますが、枠の大きさが柱の様に太くなります。
せっかく出隅の柱を無くしたのに、コーナー枠が太ければあまり意味が無くなります。

木製サッシメーカーから特注でコーナーFIXのガラスが出来る事を聞き、ペアガラスのコーナーFIXと開き窓の連窓で計画しました。
浴室立ち上がりの基礎躯体と開口部の関係があるため、着工時から施工図の打合せと現場での納まりを検討しサッシ寸法を決めました。

ペアガラスのため出隅に金物が入りますが、細い線のため気にならず開放感のある開口部になったと思います。


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