建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
プロフィール

田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

カテゴリ

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

アクセスカウンター

耐震改修
DSC02157_R.jpg
今回のリフォーム工事は主要な構造部と屋根を残して全てやり変える大規模な工事です。
解体工事では内外装材、下地材はすべて解体撤去しました。
新築工事で例えるなら建て方が終わり屋根が葺き上がった所です。

計画に入る前に建て主さんから玄関框部分でシロアリの被害があったと聞き、柱や土台が被害にあっている可能性が高いと思い、玄関部の柱と土台は交換する予定で設計を進めました。

DSC02163_R.jpg
玄関の外壁を解体したところ、予想以上に雨水の侵入による腐れがありました。
リフォーム前の玄関外装は腰にタイル張り、上部は真壁で漆喰塗りでした。

柱が露出しているところは、濡れても乾燥するので傷みはありませんでしたが、腰壁のタイルを撤去するとタイルとしっくい壁の隙間からから侵入した雨水が内部にたまったものと思われます。
柱に直接ラス板を留め付けモルタル下地タイル張りを行い、仕上げが奇麗になるようにポーチ土間の御影石までタイルを伸ばしたため、余計に雨水の溜まるようになったと思われます。
壁を解体するとそのまま崩れそうなので、補強材を入れてから解体しました。

DSC02265_R_20170426100236828.jpg
土台に腐れやシロアリの被害にあったところは交換です。
新しい土台を入れて新しい柱を立てます。

DSC02371_R.jpg
筋交いも全て新しく入れなおしました。
既存の筋交いは90*30で南面は少なく北面に多く入っていました。
新規の筋交いは105*45とし、バランスよく配置し筋交い数も増やしました。
筋交い数を増やすために、たすき掛けなどの高強度の耐力壁を作ってしまうと柱の引き抜き耐力に対応できなくなります。
片筋交いを全体にバランスよく配置することに心がけリフォームの計画を進めました。

DSC02368_R.jpg
筋交い金物や柱引き抜き耐力金物は新しい基準の金物取付です。
柱を取り換えたところは、梁材のほぞ穴に入らないため後施工金物を取り付けてから柱を差し込みピンを打ち込みます。
土台は新規に取り換えた材ですが、梁が既存のため柱を入れる時は後施工金物を取り付けた後に横から差し込みピン留を行います。

新築の場合でしたら、土台を据え付けほぞ穴に柱を差し込み梁のほぞ穴に柱のほぞを差せばよいのですが、リフォーム場合順序が異なるため、単に差し込むだけでなく金物を取り付けて柱と土台や梁を接合させます。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://tamkobo.blog.fc2.com/tb.php/3603-f1c9e574
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)