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建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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子供室
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子供室は個室が二つ、現在は居間の延長として使用している洋間を2つに仕切り子供室すると、計4つの子供室が出来ます。
リフォーム計画はお子さんたちが個室がほしくなる年齢になってき、それまでの和室での対応では無理になってきたからです。

4つの子供室を希望されましたが、最初から4室全てを個室にした場合、下のお子さんはまだ小さいため暫くは子供室の使い方ではなくおもちゃ置き場か収納室になる恐れがあります。
そこで、2つの個室と将来仕切れる居間の延長としての洋間を提案しました。
現在、居間の延長としての洋間にはお子さんの机が並び兄弟で学習したり遊んだりする場所になっています。

個室へは集中して学習したい時期になったら、洋間から机を移動し子供室としてベッドと机が並びます。

IMG_2546_R.jpg
子供室は4畳と4畳半の広さです。
両方とも同じ幅ですが、一つはリフォーム前の厨房の場所半分が子供室になったので半畳ほど広くなっています。
4畳あればベッドと学習机と本棚が十分入ります。余分物が入らない分集中できる場所になると思います。

お友達などが来て広い場所が必要な場合は、居間や洋間などで対応できます。
またその方が目に届きやすく安心かもしれません。


クローゼット
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寝室の隣に布団収納を兼ねたクローゼットを設けました。
広さは4.7畳弱あります。リフォーム前は厨房だった所を半分に仕切り寝室側を収納にしました。
寝室から入ると左側に衣類掛け用のステンパイプ、右側はたたむ収納用に可動棚を設けました。
棚の上部は衣装ケースを置けるように開けてあります。

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クローゼット奥から入口方向です。
正面に家族全員用の布団棚を設けました。
各個室には布団収納用の押し入れが無いため1ヵ所にまとめました。

以前の住まいは毎日布団をたたんで収納する前提で各和室に押し入れが付いていました。
リフォーム後はベッドになるため寝具は夏冬の入れ替えのための収納場所があれば良いことになります。
年2~回程度の入れ替えのための収納であれば、各室に無くてもよいので1ヵ所にまとめても問題ありません。

また、リフォーム前は寒い室内のため布団の枚数が必要でしたが、リフォーム後の暖かい室内では極端に減ります。
掛け布団や毛布の枚数が減るため、家族全員の寝具収納が以前の押し入れ1ヵ所の広さで間に合います。


子世帯寝室
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子世帯寝室は6畳の広さです。
東と北に腰窓があり通風や明るさは申し分ありません。
窓からの景色も敷地が広いため、敷地内の竹林が遠方に見え周りからの視線も気になりません。

6畳にベッドを入れるため、ベッドボードのないマットレスだけのベッドを購入してもらうようにしました。
そのためベッドボード代わりの杉板を腰壁に回しています。
コンセントやスイッチ位置などもベッドを置いた位置から設置場所や高さを決めています。

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リフォーム前は厨房から出入りする和室6畳でした。
東に掃き出し窓、北に腰窓があり床面積に比べ窓面積が多い部屋でした。
単板ガラスのため冷気の侵入で寒い部屋だったと思われ北窓は雨戸が閉められている状態でした。
また、断熱性能が悪く結露によるカビのしみが多くみられました。

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リフォーム後は家全体を高断熱高気密で囲ったので、北側の部屋でもあまり温度差が無く過ごせます。
開口部の断熱性能も上げているので、結露の心配もほとんどありません。

寝室入り口側です。右の開口部はクローゼットへつながります。
クローゼットの仕切りは寝室内からの出入りのため、ほとんど閉める事はないだろうと建具を付けませんでした。
常時開放していることで空気が回り湿気が溜まるのを防ぎます。

納戸(収納室)
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主居間と親世帯居間の間に納戸を設けました。
面積は2.1畳ほどですが奥行き2.3mの両側に収納棚を設けたので、大容量の収納室になっています。

リフォーム前は各和室に押し入れと天袋がありましたが、奥行きが3尺のため収納しづらく効果的な収納ではありませんでした。
天袋に至っては、入れたらそのままになっているものがほとんどでした。

収納の部屋は大きさではなく、壁の長さによって収納量が決まります。
収納する物も奥行きが深いものは少なく、一列に並べた方が常時目に触れるのでしまい忘れが無くなります。
ここでは奥行き30センチの可動棚を両壁面に設けたので、使い勝手の良い収納室が出来ました。

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納戸の位置は以前の玄関前通路だった所です。
6.5畳あった玄関前通路の一部2.1畳分を納戸にすることにより、使いやすい収納室になりました。
場所も家の中心にありどこからも使いやすく、また主居間と親世帯居間の間にあるので音の問題も少なくなると思います。

トイレ
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平屋ですがトイレは2ヵ所設けました。
一つは居間から近く北西側水回りの一角に、もう一つは東の寝室の近くです。
トイレ前を右に進むと親世帯寝室、左は子世帯寝室があり左手前には子供室が並びます。
家族が多いので2か所のトイレは便利ですし、親世帯寝室の隣にトイレがあると安心です。

リフォーム前は南西の角にトイレがあったので、一番遠い室からは厨房を通り通路を玄関前まで進み、広縁を西まで片道約20mを歩きます。
冬季の夜間は暗く寒い場所を長く歩くため大変不便でした。
リフォーム後は寝室や子供室から近く、また通路も暖かいので真冬でも快適です。

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トイレ内は腰壁に杉板張り、上部壁は漆喰塗り、天井は杉板張りとしました。
便器前には立ち上がり用に縦手摺を設けました。

トイレ位置はリフォーム前は押し入れだった所です。
入口側幅3尺の両側柱は主要な梁を受けているためそのまま使用することにしました。
入口建具は柱間に開き戸にすれば簡単ですが、なるべく引き戸にするために引き戸位置を柱内側にずらしました。
建具位置をずらした事により、引込側の収納壁位置の移動等図面の段階で納まり詳細を検討し片引き戸になりました。
新築であれば柱の位置は自由にでき片引き戸も簡単ですが、リフォーム場合既存柱の位置により柱の内側か外側に持ち出して建具を入れる納まり詳細を検討しなければなりません。