建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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収納通路
IMG_4009_R.jpg
食器棚の裏側は一面収納棚になったいます。
作り付けの食器棚は1方向だけ壁固定できますが、背面が壁固定ではないためある程度の奥行きが必要でした。
奥行きはシナ合板ランバー3×6尺をなるべくそのまま使用できるように幅寸法いっぱいを使い91.5㎝としました。

奥行きが90センチ以上あると食器棚や家電調理棚としては奥が深すぎて使用しにくくなります。
そこで、背面を通路にしたので、両方から使用できる家具としました。
全長が3.6mの半分は家電調理器棚に合わせて2:1の奥行きとし、残り半分は1:1の45㎝の収納としました。

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通路側からです。こちらの収納棚は半分の奥行き、有効寸法で41㎝あります。

通路は居間から見えないためオープンの収納棚です。
オープン収納は棚奥行きより少し出ても収納できるので収納量が増します。
また、いつも見えているので整理整頓に心がけと共に、しまい忘れが無くなります。

食器棚
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キッチンの背側に押し入れのような家具は食器棚と調理家電収納と食品収納庫になります。
現場で大工さんがシナ合板ランバーを用いて組み立てた、長さ3.6m高さ1.8m奥行き0.9mの大きな家具です。

高さを1.8としたのは、食器棚や収納としてあまり高い位置は使い難い事と、天井まで収納があるよりは天井が奥まで伸びていた方が広さを感じると共に通風や採光に有利になるためです。
また、シナ合板ランバーの3×6板に合わせて、組み立てやすく無駄の出ないような寸法にしたためです。

大工さんが組み立てた後に木製建具工事で4本引き戸を入れました。

IMG_4028_R.jpg
キッチン作業中は引き戸を寄せて半分開放で使用します。
キッチン側がメインの食器棚と中段に家電調理器具が並びます。
大工さんの組み立て途中に電気工事が入りコンセントの配線を行います。
電気配線は床下より配線するため、家具を組み立てながら配線をしなければなりません。
木工事と電気工事のタイミングを合わせて工事を行わないと後からでは出来なくなります。

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居間側から見えるキッチン作業中の食器棚です。
調理家電置き場の白い壁は、オーブンレンジやトースターの熱対策用にレンジ回りの壁で使用するキッチン壁を張ってあります。

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キッチン作業後は引き戸を閉めると、乱雑になりがちな調理家電回りや食器棚が見えなくなります。
キッチン
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キッチンはほぼ家の中心にあり、南側は居間、東側に食堂がありワンルームの広い空間です。
北は食品収納棚のある通路で西側は水回りへの通路になっています。
玄関からキッチンへは南の居間側と西の通路側からのどちらからでも行けます。
また、北にある寝室や水回りからは西の通路の他、北からも行けるので、キッチンを中心として回れる動線が2つあります。
キッチン周りが回れると、2人が同時に作業してもお互い邪魔にならないので、家族の皆が手伝いがしやすくなります。

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キッチン流し前から居間方向です。
食事の準備や後片付けをしながら居間の様子が分かります。
厨房
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勝手口と厨房の関係は通路を挟んで合い向かいになります。
勝手口から厨房へ向かうと手前右が冷蔵庫置き場になります。
左側が食器棚と食品収納、右側にキッチンが並び、キッチンを通り過ぎると食卓テーブルになります。

買い物帰りに通路を通り厨房へ入ると冷蔵庫と収納棚になるので、直ぐに食品の収納が出来ます。
また、この動線は居間を通らず厨房に行けるので、来客時お互い気を使わなくて済みます。

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キッチンから勝手口方向です。
正面奥の扉が勝手口兼食品庫の入口です。
厨房から真直ぐに勝手口へ行け、ドアを開けると生ごみや不燃ごみの一時置き場としてのサービスヤードになるため便利な動線になっています。

勝手口
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厨房から通路を隔てて勝手口兼食品庫があります。
広さは1畳ほどですが、暖房時期に暖かくならない場所として土物の野菜や果物の保管場所になります。
また、勝手口は室内とは建具で仕切られているので、ドアを開けても外部の空気が直接入る様な事もありません。

勝手口から出たところはサービスヤードとして使用する3方囲まれた場所になります。
サービスヤードには外流しがあるので、土物の野菜などは下洗いして勝手口から搬入すると便利です。

勝手口を設ける場合は床から直接ではなく土間があると便利です。
土間が広ければ野菜も置けますし生ごみの一時ストック場所としても使えます。
床に直接ではなく狭くても土間があればもサンダルが置け、外部に出やすく勝手口が動線として生きてきます。

また、部屋として仕切りを設けた方が食品庫としても利用できますし、開けた時に室内が見えないので利用される勝手口になります。