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建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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濡縁
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居間と子供室の南は長さ11m奥行き1.2mの濡れ縁が伸びています。
濡縁は室内と庭の中間的領域となり、外と内をつなげています。

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写真は11月の末、だんだんと太陽高度が低くなりこれから寒くなる時期です。
冬季は日差しが室内奥まで差し込み暖かい室内になります。
冬でも日差しがあると室内は暖房無しで快適な室温になり、夜間でも暖房を入れないで過ごす日もあるようです。

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高床の家は庭と室内の高さが約1.2mの差があるので、濡れ縁から庭へは階段を使います。
デッキの東端に階段を設け家庭菜園への行き来やごみの持ち出しに利用しています。
屋根下に入っているので、ほとんど濡れる事は無く傷みも少ないと思われます。

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庭が完成した4月末の頃です。
植栽の緑が道路と濡れ縁の間に入り、外部との視覚的距離が一層とれるようになりました。

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太陽高度が一番高い夏至に向けて日差しが室内に入らないように軒を出しています。
午前の早い時間は日が当たりませんが、午後になると濡れ縁までは日が差すようです。


小屋裏収納
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小屋裏収納へはクローゼット天井から収納梯子を降し上ります。
梯子位置は登りやすい場所であると共に、収納時の枠が目立たない場所に付けます。
梯子の伸びる長さと小屋裏に上っての場所が必要になりますので、比較的広い(長い)場所に付けなければなりません。
通路を兼ねたクローゼットが荷物の上げ下げも便利なのと、天井に収納している時目立たないためこの場所としました。

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小屋裏収納は幅は1間長さ6間で12畳の細長い収納になります。
収納量は壁の長さで決まってくるので、細長い部屋は同じ広さの四角い部屋よりも多く収納出来ます。
収納梯子開口の脇は寝室吹き抜けにつながっています。
反対側は開口部があり、寝室窓から入った風は小屋裏を通して抜けるようになっています。

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小屋裏収納奥から食堂吹き抜け方向です。
正面の開口は小屋裏にも室内の空気を回す開口と共に食堂吹き抜けの高い位置についた窓の清掃をするための出口として開けてあります。

デッキ
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浴室と脱衣、寝室に面したデッキはポーチ格子と外物置の壁に囲まれてプライベート感のある場所です。
東西方向に2間、南北方向に1.5間で6畳の広さがあります。
ポーチに面した南側は視線を遮るだけならば壁の方が完全な中庭になりますが、より多くの風を通したいとの希望から格子壁にしました。

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脱衣からデッキ方向です。
デッキは外物干し場所にもなるので、物干し用パイプを2本取り付けてあります。
洗濯機のある脱衣室からすぐ手の届く場所なので、干す作業や取り込みに便利になっています。
洗濯物を外干しする場合、日当たりの良い南側に干すことが多いと思いますが、南道路でアプローチが南にある場合どうしても洗濯物が視線に入ります。
あまり洗濯物を見せたくない場合、目隠しを兼ねた囲われた場所が作れれば気にすることなく外干しが出来ます。

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寝室側からです。
寝室側からポーチとの仕切りの木製格子方向を方向を見ると、隙間が無く木の壁に見えます。
寝室側から壁に見えるという事は、ポーチ側からも透けることなく寝室の開口部が見えない事になります。
暑い日の夜、窓を開放して就寝することも可能です。
また、布団干しも掃き出し窓から直ぐにデッキ内に干すことが出来ます。
浴室
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浴室は1坪タイプのユニットバスです。
脱衣から入ると浴槽が奥の方にあります。
寝室と脱衣洗面、浴室が囲われたデッキに面しているので、デッキに面して開放感のある浴室を計画しました。
脱衣洗面のカンターや洗濯機の配置と動線の関係から、浴槽と洗い場の位置関係が決まりました。

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戸建て用のユニットバスは通常浴槽側に開口部を設けますが、デッキに面する洗い場側に設けました。
ユニットバス組立前にサッシを取り付けますが、洗い場側のカウンターの高さや浴槽からの視線など考慮しながら、開口部位置の検討を行っておきます。

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浴槽からデッキ方向です。
デッキ格子とポーチの屋根で周囲の建物は全て見えなくなりました。
湯船につかっている時は視線が下がるので、窓越しに空が見えます。
休日の明るい時間に入浴や、浴室の照明を落とし夜空を見ながらの入浴など楽しむことが出来ます。
脱衣洗面
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居間・食堂からクローゼットを通り脱衣洗面に入ります。
広さは3畳あり、手前に造り付けの洗面化粧台と収納棚、奥に洗濯機置き場があります。
天井には室内物干し用としてステンレスパイプを設けました。
パイプは可動式で使用しない時は窓側にまとめて置くことが出来ます。

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浴室側から脱衣洗面入口方向です。
洗面化粧台前の鏡上の開口部からの明かりで化粧台前が明るくなります。
入口建具には全身が見える姿見を組み込んであります。
化粧台前の鏡と横の姿見で2方向のチェックが出来ます。

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脱衣洗面は四方囲われたデッキに面しています。
南側の掃き出し窓からデッキでの外物干し場所へ直ぐに出られます。
夜間の入浴時はカーテンを閉めますが、朝はカーテンを開けると南からの明かりが入ると共に開放的な脱衣洗面になります。