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建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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外観2
IMG_7836A_R.jpg
南側からです。
東に2台分の駐車スペースを確保し、北側に総2階の住宅部分を設け、西に張り出したところはポーチと外物置、2階に室内物干しとなります。

既存の敷地が道路より40センチ程度上がっていたため、駐車スペースと玄関ポーチの位置と高さをどの様にするか見当が始まりました。
駐車スペースは道路から北に向けてスロープで40~50センチの高さを上がります。
ポーチは北側に設けることにより、スロープの途中から入り階段を少なくし駐車スペースへの張り出しを小さくしました。
南へ張り出した部分は基礎を深くしスロープや南道路との段差を解消しています。

敷地と道路に段差がある場合、擁壁を作り駐車スペースから一段上がって住宅を作る方法と、基礎を深くし段を解消する方法があります。
趣の家では敷地が狭いことから、建物基礎を深くし建物際まで駐車スペースを確保しました。

IMG_7834A_R.jpg
南西側からです。
もう少し西に行くと張り出した部分に隠れ住宅部分の開口部は見えなくなります。

2階は東側の壁を伸ばし袖壁としています。
夏の時期は太陽が北東方向から登るので、午前の早い時間帯に南の大きな開口部に日が入らないようにしてあります。
日が高くなると屋根の影になり窓に日が差し込みません。
午後は張り出した部分の影になり暑い日差しは入ってきません。
1階は駐車スペースをなるべく広く確保するため袖壁はありませんが、隣家の影になり窓には日が入りにくくなります。

冬季は写真のように南東から登り、日中でも高くならないため、1階2階の窓共日が入りやすくなります。



外観
IMG_7850A_R.jpg
南にある侵入道路進むと、東隣家のに隠れていた外観がだんだんと見えてきます。
南へ張り出した部分に視線が止まり、さらに進むと全体が見えてきます

駐車スペースに面した南と張り出した東面は左官工事の塗り壁仕上げ、その他はガルバ鋼板サイディング張です。
視線が集まる所、一番見える所は塗り壁とし、重厚感と手仕事の柔らかさを出しました。

IMG_7841A_R.jpg
もう少し進むと2階居間の大きま開口部が目に入ってきます。
撮影は1月初めの太陽高度が低い時期なので、1・2階の開口部に日が当たり室内奥まで差し込んでいる様子が想像できます。
夏の日をよけたい時期は、1・2階とも開口部上に軒が出ているため日陰になります。

張り出した部分の2階に小窓が3つ並んでいる所は室内物干しになります。
室内物干しは西にも同じ開口部を付け、午前の明かりと午後の明かりが両方入るようにしました。
また、花粉等の心配がない時は東西とも1ヵ所は開放できるようにし風通しの良い場所としています。

IMG_7839A_R_20180817173513935.jpg
駐車スペース間際まで進むと、東隣家との隙間から東の壁面が少し見えます。
2階東側の開口部は隣家屋根より高くし、屋根越しに遠方が見えるようにしました。
計画案模型4
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北東側です。
北側は隣地が一段高く、隣家も敷地南に寄せて2階建ての住宅が建っています。
南側に勝手口と2階に物干し用のベランダがあるため、日常的にこちらに視線が来ます。

生活の時間が長い2階は北隣家と視線が合わないように開口部を少なく、付けた場合でも天井近くに小さな小窓とします。
天井近くであれば、換気用に開放していても見る事も見られる事もなく気を使いません。

1階は北側に子供室としたので、採光と換気のための窓を付けます。
滑り出し窓のため開けても隣家が見えることはなく、お互い気を使わなくて済みます。

IMG_5738_R.jpg
東からです。
1階は隣家が平屋のためほとんど見えませんが、こちらも高い位置に窓を付けて隣家の窓と高さが合わないようにしています。

東の壁は2階部分だけ南へ張り出しています。
これは、南の庇を受けると共に2階居間の開口部に夏の日差しが入りにくくするためです。
1階は隣家の影になるので日差しの心配は無くなるのと、駐車スペースをなるべく広く取れるので2階部分だけを張り出しました。

駐車スペースは奥行き5mあれば普通車は問題ありませんが、道路が狭いため切り返しを何度もしなければ出入りが難しくなります。
駐車スペースを長く取れればスムーズに出入りが出来ます。

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玄関ポーチ方向です。
ポーチ入口上には小庇を設け、1階開口部上は庇、2階は軒が出ていて日差しをよけます。
また、外壁に陰影が付くことにより正面の表情が豊かになります。
計画案模型3
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南側からです。
南側の2階窓は軒が出ているので、太陽高度が高い夏の日差しはあまり入ってきません。
2階と壁面が揃っている1階は何もないと夏の直射日光がストレートに入って来ます。
そこで、2階屋根と同じ出の小屋根を設けることにしました。
外張り断熱の外壁のため、出の大きい庇は構造躯体から持ち出さないと出来ません。
構造躯体からどの様に張り出すか、庇の見附をなるべく細く見えるようにするにはどのようにするか断面や詳細で検討する必要がありそうです。

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南西側からです。
道路斜線制限のため、張り出している室内物干しは天井が低くなります。
低くなる天井と室内の使用方法をどの様にするのか、断面と梁組の検討が必要になります。

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西側です。
西隣家は敷地側に駐車スペースがあり建物まで離れているので、通風や採光は問題なさそうですが、お互い視線が合わないような工夫が必要になります。
西側は水回りの部屋になるので、小窓を天井に近い所に付けます。
換気のために少し開放しても、高い位置なのでこちらから隣家が見える事は無く、また隣家からも室内の様子は分かりません。

基本設計模型2
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南道路の東側からです。
東隣地に平屋の住宅があるため、全体は見えませんが南へ張り出した部分が見えてきます。
張り出したところは1階に2.5畳の外物置と同じ広さのポーチ、2階は5畳の広さの室内物干しになっています。
小窓が3つ並んでいる所が室内物干し室です。

IMG_5755_R_2018080614074112e.jpg
近づいてくると南面がだんだんと見えてきます。
東面は隣家の影になりほとんど見えません。
駐車場に面した南面と張り出した東面は左官工事の塗り壁です。
その他の外壁はガルバ鋼板のサイディング張りとしました。

玄関ドアが直接見えないのでポーチの上に小庇を設け、入り口を示すようにするためと2階までの大きな壁面を2つに分けるようにしました。
小庇を設けることで、ポーチ階段を濡れにくくすると共に階段脇の壁に取り付ける郵便受けも濡れにくくなります。
また、小庇の影が入口正面の壁に陰影を与え表情豊かな壁になりそうです。

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南へ近づくと距離が狭まり見上げるようになってきます。
2階の大きな開口部は居間の窓です。隣の小窓は南東の風をより多く取り入れられるようにするために外開きの窓です。
建物の入隅は風が集まりやすいため開口部を適切に開けると良い風が入ってきそうです。