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建築家と造る木の住まい
田村建築設計工房ブログ
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田村建築設計工房

Author:田村建築設計工房
群馬県渋川市の建築設計事務所です。自然素材を用い、想い出に残る家づくりを目指しています。
HP:http://www12.plala.or.jp/tam-kobo/

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ポーチ2
IMG_7952_R.jpg
ポーチの階段を上がると玄関ドアが見えてきます。
玄関ドアは断熱仕様の片開きドアです。

IMG_7949_R.jpg
玄関正面からです。
ポーチ壁は外壁と同じ塗り壁、天井は杉縁甲板に外部塗料を先塗り下材を取り付けました。
天井をドア枠上に張る事により、ドア上の小壁が無くすっきりした印象になっています。
床はポーチ階段までタイル張りです。
ポーチ入り口と玄関ドア、反対にある勝手口ドアと3方向に出入り口があるため、床タイルの水勾配をどの様にするか難しかった所です。
玄関ドア前とポーチ奥から階段方向に水勾配を取り、勝手口ドアは使用頻度が少ないためドア下で勾配を取ることにしました。

IMG_7955_R.jpg
玄関ドアと反対側に外物置を設けました。
車のタイヤや自転車の収納場所と外部で使用する道具類の収納場所です。
また、土物の野菜の収納など冬季暖房範囲外の収納場所があると便利です。
外物置は設計当初から計画しておくと、新築後収納場所が無いことに気づき慌てて庭の隅に既成の倉庫を置くようなことはありません。


ポーチ
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ポーチは駐車スペースの邪魔にならないように建物内に切り込んだ部分に入っていきます。
敷地全体が道路より上がっているため駐車スペースで勾配を取り、さらに階段で玄関までの高さを解消しています。

張り出した部分の1階はポーチと外物置があり、断熱区分の外側になっています。
また、2階は室内物干しのため住宅側の断熱気密区分の外に新たな断熱区分とし、換気のため窓を開放しても室内の冷暖房には影響が無いようにしています。

IMG_7846_R.jpg
ポーチに近づくと正面に壁スリットが見えます。
壁のスリットからは隣家の植栽が見え、訪れた方の視線が抜けることにより囲われ感の強いポーチが軽やかになります。

IMG_7818_R.jpg
道路側からポーチ方向です。
玄関ドアが直接見えないのでポーチの奥行きが分からないため広く感じます。
玄関前に立つと道路から良く見えるので、玄関ドアが直接見えなくても防犯上それほど心配ありません。
また、直接玄関ドアが見えないので、開け閉めの時も道路から玄関内が見えることもありません。

郵便受けは建て主さんが直接購入しました。
正面扉がガラス製のスタイリッシュな郵便受けです。

IMG_8081A_R_20180828134417601.jpg
夕景です。
壁付きのポーチ灯とポーチ内のダウンライトが壁に反射し、温かく出迎えてくれます。
外観夕景
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道路東のアプローチ側から見た夕景です。
帰宅時道を曲がると見えてくる景色です。道路側に張り出した棟が温かく迎えてくれるようです。

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南東方向からです。
入隅部分の階段を上がるとポーチから玄関になります。
入隅部は視線が集まる所なので玄関ドアは直接見えませんが、ここが入口と導かれます。

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南正面からです。
ポーチ灯はセンサー付き器具のため、車が入ると点灯し足元を明るくしてくれます。
ポーチ灯が付くと軒天に張った杉板を照らし、暖かな色合いが壁に映り柔らかな表情になります。
外観2
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南側からです。
東に2台分の駐車スペースを確保し、北側に総2階の住宅部分を設け、西に張り出したところはポーチと外物置、2階に室内物干しとなります。

既存の敷地が道路より40センチ程度上がっていたため、駐車スペースと玄関ポーチの位置と高さをどの様にするか見当が始まりました。
駐車スペースは道路から北に向けてスロープで40~50センチの高さを上がります。
ポーチは北側に設けることにより、スロープの途中から入り階段を少なくし駐車スペースへの張り出しを小さくしました。
南へ張り出した部分は基礎を深くしスロープや南道路との段差を解消しています。

敷地と道路に段差がある場合、擁壁を作り駐車スペースから一段上がって住宅を作る方法と、基礎を深くし段を解消する方法があります。
趣の家では敷地が狭いことから、建物基礎を深くし建物際まで駐車スペースを確保しました。

IMG_7834A_R.jpg
南西側からです。
もう少し西に行くと張り出した部分に隠れ住宅部分の開口部は見えなくなります。

2階は東側の壁を伸ばし袖壁としています。
夏の時期は太陽が北東方向から登るので、午前の早い時間帯に南の大きな開口部に日が入らないようにしてあります。
日が高くなると屋根の影になり窓に日が差し込みません。
午後は張り出した部分の影になり暑い日差しは入ってきません。
1階は駐車スペースをなるべく広く確保するため袖壁はありませんが、隣家の影になり窓には日が入りにくくなります。

冬季は写真のように南東から登り、日中でも高くならないため、1階2階の窓共日が入りやすくなります。



外観
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南にある侵入道路進むと、東隣家のに隠れていた外観がだんだんと見えてきます。
南へ張り出した部分に視線が止まり、さらに進むと全体が見えてきます

駐車スペースに面した南と張り出した東面は左官工事の塗り壁仕上げ、その他はガルバ鋼板サイディング張です。
視線が集まる所、一番見える所は塗り壁とし、重厚感と手仕事の柔らかさを出しました。

IMG_7841A_R.jpg
もう少し進むと2階居間の大きま開口部が目に入ってきます。
撮影は1月初めの太陽高度が低い時期なので、1・2階の開口部に日が当たり室内奥まで差し込んでいる様子が想像できます。
夏の日をよけたい時期は、1・2階とも開口部上に軒が出ているため日陰になります。

張り出した部分の2階に小窓が3つ並んでいる所は室内物干しになります。
室内物干しは西にも同じ開口部を付け、午前の明かりと午後の明かりが両方入るようにしました。
また、花粉等の心配がない時は東西とも1ヵ所は開放できるようにし風通しの良い場所としています。

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駐車スペース間際まで進むと、東隣家との隙間から東の壁面が少し見えます。
2階東側の開口部は隣家屋根より高くし、屋根越しに遠方が見えるようにしました。